Z世代と企業が共創!脱炭素社会実現へ向けた「デカボチャレンジ2025 Spring」が熱い展開


環境問題への関心が高まる中、Z世代と企業が手を組んで脱炭素社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出した。Earth hacks株式会社が主催する「デカボチャレンジ2025 Spring」が、3月14日から24日にかけて都内で開催され、約2,000名もの参加申し込みを集める大盛況となった。
このビジネスコンテストの特徴は、単なるアイデア提案に留まらず、企業・自治体の社員と学生が5日間にわたって密接にコミュニケーションを取りながら、実現可能性の高いアイデアを共に創り上げていく点だ。朝日新聞社やJ-WAVE、JTBなど、日本を代表する8つの企業が参加し、Z世代の斬新な発想と企業の経験が融合する場となった。
審査員大賞に輝いたのは「パナソニックグループチーム」。Z世代の歯磨き習慣に着目し、環境に配慮した再生素材「kinari」を使用したリサイクル可能な歯ブラシ「みがきなり」を提案。大学や企業の取り組みへとスケールアップさせる戦略が高く評価された。
新設された朝日新聞大賞は「JTB・Earth hacksチーム」が受賞。高校生アンバサダーによるショート動画コンテンツ企画は、受験や将来のキャリアに悩む高校生と企業、地域を結びつける斬新なアイデアとして注目を集めた。
学生投票で決定する「学生大賞」は「J-WAVEチーム」が獲得。昭和・平成レトロカルチャーをテーマにした都市型カルチャーフェスを通じて、若者のSNS活用力を生かしながら持続可能な社会実現を目指す提案が、同世代の共感を得た。
審査員を務めた三井物産の五味智治氏は、「Z世代の皆さんは、世代と世代の間にいる。つまり、次の新しいムーブメントを生み出す原点ともいえる場所にいる」と、参加者たちの可能性に期待を寄せた。
Earth hacksは今後も「デカボチャレンジ」を通じて、若い世代の脱炭素への理解促進と、企業・自治体との協力による持続可能な社会の実現に貢献していく方針だ。Z世代の柔軟な発想と企業の実行力が融合する本イベントは、今後の環境ビジネスの方向性を示す重要な指標となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000075.000122970.html