環境教育の未来を担う若者たちへ!第31回コカ・コーラ環境教育賞が募集開始


環境保全や教育に力を入れる企業として知られるコカ・コーラ。その社会貢献活動の一環として、公益財団法人コカ・コーラ教育・環境財団が主催する「第31回コカ・コーラ環境教育賞」の募集が始まった。2025年4月14日から8月31日までの期間で、環境教育や保全活動に取り組む全国の若者たちからの応募を受け付ける。
本賞は1994年の設立以来、環境教育・環境保全活動の促進を目的に、各地域での活動への助成・支援を行ってきた。これまでの応募団体数は全国で2,400以上に上り、環境意識の高い若者たちの登竜門として知られている。
今回の募集では、SDGsやコカ・コーラシステムのサスティナビリティーの方向性を踏まえ、「活動普及部門」と「企画・研究推進部門」の2部門で募集を行う。活動普及部門は小中学生とその指導者を対象とし、「つかう責任」に関する活動や取り組みを募集。一方、企画・研究推進部門は高校生以上を対象に、「容器、水、気候変動」に着目した環境に関する取り組みや研究を募集する。
各部門の最優秀賞には文部科学大臣賞、環境大臣賞、財団賞のいずれかが贈られ、活動普及部門では30万円、企画・研究推進部門では50万円の助成金が授与される。さらに、受賞団体・個人を対象に、北海道夕張郡のコカ・コーラ環境ハウスでの2泊3日の体験学習会も予定されている。
昨年の第30回大会では、障害者が主体となって環境問題に取り組むNPO法人や、企業とのパートナーシップで森林保全に取り組む中学生グループ、絶滅危惧種の保護活動を行う高校生など、多彩な活動が表彰された。今年も、環境問題に真摯に向き合う若者たちの斬新なアイデアや熱意ある活動が期待される。
応募を検討している団体・個人は、コカ・コーラ教育・環境財団のウェブサイトから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、運営事務局まで送付する。環境教育の未来を担う若者たちの挑戦に、大きな期待が寄せられている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000044194.html