アール・ヌーヴォーの巨匠、エミール・ガレの魅力に迫る!徳島で特別展開催


徳島県立近代美術館で、アール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレの特別展「没後120年 エミール・ガレ展」が開催される。2024年10月12日から12月15日までの期間、ガレの芸術世界を堪能できる貴重な機会となる。
エミール・ガレは19世紀末のヨーロッパで活躍し、ガラス工芸を芸術の域にまで高めた革新的なアーティストだ。自然をモチーフにした美しい曲線と鮮やかな色彩が特徴的な作品で知られ、モダン・デザインの源流とも言われている。
本展では、ガレの代表的なガラス作品をはじめ、陶器、家具、ランプなど多岐にわたる作品が展示される。国内の個人コレクターが所有する貴重な作品を中心に、ガレ芸術の全貌を一望できる構成となっている。
ガレは単なる芸術家にとどまらず、園芸家としても知られ、自然美への深い理解と人間の魂の表現をガラス芸術に注いだ。また、芸術とデザイン経営の狭間で葛藤した彼の生き方は、現代の私たちにも大きな示唆を与えてくれるだろう。
展覧会の見どころとして、《花器(オダマキ)》や《飾り棚(エリンギウム)》、ユニークな《猫型置物》などが挙げられる。これらの作品を通じて、ガレの創造力と技術の高さを実感できるはずだ。
関連イベントも充実しており、スペシャルトークやガレ入門ツアー、子ども向けの鑑賞クラブなども予定されている。自然豊かな文化の森に位置する美術館で、ガレの美への情熱に触れる貴重な機会を逃さないでほしい。
前売りチケットは各種プレイガイドで販売中。一般1,000円、当日券は一般1,200円となっている。芸術の秋、エミール・ガレの魅惑的な世界に浸ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000507.000100825.html