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若手アーティストとキュレーターの国際飛躍!「JUMP」プログラムが始動、3組7名が選出

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

国立アートリサーチセンター(NCAR)が、日本の若手アーティストとキュレーターの国際的な活躍を支援する新プログラム「JUMP アーティスト+キュレーター国際協働プログラム」を立ち上げた。このプログラムでは、3組7名の才能あふれる若手が選出され、世界の一流美術館と協働しながら、自身のアートキャリアを大きく飛躍させる機会を得ることになる。

選ばれたアーティストとキュレーターは、リスボン、ロサンゼルス、シドニーの3都市にある著名な美術館と連携し、2027年3月までの約2年間にわたって作品制作と展示を行う。NCARは、メンタリングやネットワーキング、海外アートシーンの視察など、包括的なサポートを提供し、彼らの国際的な経験とネットワークの拡大を後押しする。

リスボンのCAM - グルベンキアン・モダンアートセンターでは、アーティストの青柳菜摘と山口情報芸術センター[YCAM]のキュレーター見留さやかが活動。ロサンゼルス現代美術館では、アーティストデュオMES(新井健・谷川果菜絵)と高知県立美術館の主任学芸員塚本麻莉が、そしてシドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立美術館では、アーティストの遠藤薫と滋賀県立美術館の主任学芸員荒井保洋が、それぞれ協働プロジェクトを展開する。

このプログラムは、文化庁の補助金により設置された「文化芸術活動基盤強化基金」の一環として実施される。NCARセンター長の片岡真実氏は、「JUMPという名前には、参加者たちが文化的な境界を軽々と飛び越え、グローバルなつながりを築きながら羽ばたいてほしいという願いが込められています」と語る。

日本のアートシーンに新たな風を吹き込むこのプログラム。選ばれた若手たちの挑戦と成長が、今後の日本の現代アートの国際的な評価をさらに高めることが期待される。プログラムの進捗は、公式ウェブサイトやインスタグラムを通じて随時公開されるので、アート愛好家たちは要チェックだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000117982.html