墨絵の魅力を体験!北九州の商店街で親子参加OKのアートワークショップ開催


北九州市の黒崎・寿通り商店街が、アートの力で新たな息吹を吹き込む試みを始める。2025年4月27日、株式会社MEIALUAが主催する墨絵ワークショップが、商店街の一角「コトブキリビング」で開催される。講師を務めるのは、地元出身の墨絵アーティスト・グラフィックデザイナーのNABE(鍋倉誠治)氏だ。
このワークショップは、「描くことの楽しさ」を体験してもらうことを目的としている。5歳から大人まで幅広い年齢層が参加でき、親子での参加も歓迎。画材はすべて主催者が用意するため、手ぶらで気軽に参加できるのが特徴だ。
NABEは「描くという行為は、自分を表現すること」と語る。従来の習字とは異なり、自由な発想を大切にした構成で、参加者の創造力や自己表現を引き出すことを目指している。
開催場所となる寿通り商店街は、かつては活気あふれる場所だったが、近年は空き店舗が目立つようになっていた。しかし、地域の方々との対話や交流を通じて、空き店舗をリノベーションしたオフィスや共有スペースが誕生。まちの新しい日常を描く拠点として生まれ変わりつつある。
MEIALUAは「アートやクリエイティブが持つ可能性を、もっと多くの人に、もっと身近に感じてもらいたい」と考えている。情報があふれる現代だからこそ、地方のまちにも表現のきっかけや小さな感動が生まれる場を増やしていきたいという。
ワークショップの参加費は500円(税込)で、定員は先着8名。応募多数の場合は抽選となる。小学生未満は保護者同伴が必要だ。完成作品は3〜5枚程度で、持ち帰ることができる。
このイベントを通じて、まちとアートがゆるやかに交わる新しい場が生まれることが期待される。北九州の地域活性化に向けた、クリエイティブな取り組みに注目が集まりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000139748.html