歌人・俵万智が贈る「生きる言葉」の極意!SNS時代の日本語力を鍛える必読書が重版決定


現代を代表する歌人・俵万智さんの最新作『生きる言葉』(新潮新書)が、発売からわずか6日で重版が決定した。スマートフォンとインターネットが日常生活に浸透し、顔の見えない相手とのコミュニケーションが当たり前となった現代社会。そんな時代だからこそ、「言葉の力」が「生きる力」となる重要性が増している。
本書は、俵さんにとって初めての言葉をめぐる論考作品だ。恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々な場面での言葉の在り方について、歌人ならではの視点と自身の体験を基に徹底的に考察している。日本語の「足腰」を鍛え、相手に思いを届けるために大切なことは何か。言葉のプロフェッショナルが、現代のコミュニケーション力の真髄に迫る。
本書の特徴は、現代社会における言葉の使い方を多角的に分析している点だ。例えば、SNS上での予想外の反応や、演劇やドラマのセリフの妙、さらには「源氏物語」の時代から現代のAIまで、幅広い視点で言葉の力を探っている。俵さんは「普通の人が普通に使う書き言葉としての日本語の、足腰を鍛える」ことの重要性を強調し、読者に言葉との向き合い方を問いかける。
『生きる言葉』は、単なる言葉の使い方指南書ではない。言葉を通じて、人々がより豊かなコミュニケーションを築くためのヒントが詰まった一冊だ。スマートフォン世代からベテラン世代まで、言葉に関心を持つすべての人におすすめの必読書と言えるだろう。
俵万智さんは1962年大阪府生まれの歌人。1987年に『サラダ記念日』で280万部のベストセラーを記録し、社会現象を巻き起こした。その後も数々の著書を発表し、現代歌人協会賞や迢空賞を受賞するなど、現代短歌界を代表する存在として活躍している。
『生きる言葉』は新潮新書から2025年4月17日に発売。定価は1,034円(税込)。言葉の力を再認識し、コミュニケーション力を磨きたい人は、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002072.000047877.html