江戸の魂が蘇る!角川武蔵野ミュージアムで「浮世絵 RE:BORN」展開催、360度没入体験で浮世絵の世界へ


角川武蔵野ミュージアムが、2025年4月26日から2026年1月18日まで、「体感型デジタルアート劇場 浮世絵 RE:BORN」を開催する。この展覧会では、360度の壁面と床面に広がる映像空間に没入し、江戸時代の浮世絵の世界を全身で体感できる。
展示の目玉は、6つの章で構成される体感型デジタルアート。東海道の旅路や日本の風景、四季折々の自然、美人画、歌舞伎役者、豪傑たち、そして妖怪や伝説の生き物まで、浮世絵の多彩な世界観を巨大スクリーンで堪能できる。音楽は「竜馬四重奏」率いるヴァイオリニスト竜馬による書き下ろし楽曲で、和楽器やコーラスも交えた江戸情緒あふれる音響空間を創出する。
また、池上彰館長による音声解説付きの上映回も実施。池上館長は「最初は私の解説など聞かずに、絵と音のダイナミズムを全身で体感することをお勧めします」とコメントしている。
展示では浮世絵の歴史や制作工程も紹介。東海道五十三次を一望できる「くるくるボード」や、浮世絵を立体化したフォトスポットなど、楽しみながら学べる仕掛けも用意されている。
さらに、展覧会に合わせたコラボグッズやフードも登場。浮世絵をモチーフにしたガラスマグネットやトートバッグ、畳コースター、浮世絵をプリントしたラテなど、江戸の風情を現代に蘇らせた商品が並ぶ。
5月3日には浮世絵木版画の摺り実演も開催予定。職人の技を間近で見られる貴重な機会となる。
チケットは一般2,700円、中高生2,200円、小学生1,500円。オンラインでの事前購入がおすすめだ。江戸時代の庶民文化を最新技術で体感できる本展は、日本文化ファン必見のイベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000123526.html