人気イラストレーターLAMさんの大規模個展「千客万雷」の事後通販が4月30日まで実施中だ。今回の個展では、LAMさんの5年間の軌跡を600点近くの作品で振り返るという圧巻の内容となった。

注目の展示作品には、日本美術の名作をモチーフにしたオリジナル作品群がある。「風神雷神図屏風」をモチーフにした〈風神雷神〉は、金箔を用いたダイナミックな作品。また、伊藤若冲の技法をベースにした〈瑠璃唐草〉は、青と白を基調とした清涼感あふれる作品となっている。

LAMさんのテーマカラーである「赤」をフィーチャーした〈赤シリーズ〉も見逃せない。特に〈BLACK＆RED〉では、赤い背景に黒のシルエットで動物や服を表現するという実験的な試みがなされている。

さらに、人体の各部位を耽美かつ官能的に描いた〈記録シリーズ〉も展示された。LAMさんいわく、『解体新書』にインスピレーションを受けたという。

個展と同時期に発売された画集『LAM画集 いかづち』も話題を呼んでいる。表紙を飾るのは、個展のメインビジュアルにも登場した猫娘「いかづちちゃん」。LAMさんの"らしさ"が詰まった1冊となっている。

事後通販では、個展で販売されていた商品に加え、書店では手に入らない画集の特装版も取り扱っている。さらに、個展で展示されていた一部作品の受注生産販売も行われているという。LAMワールドに浸りたいファンにとっては見逃せない機会だ。

LAMさんは「2025年も、ぜひLAM色に染まっていただけると嬉しいです！」とコメント。今後の活動にも期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006512.000016756.html