佐賀の魅力を再発見!「SAGA DESIGN AWARD 2025」入賞作品が嬉野市に集結


佐賀県の魅力を新たな視点で発信する「SAGA DESIGN AWARD 2025」の入賞プロジェクト展が、2025年4月26日から5月11日まで嬉野市の和多屋別荘で開催される。この展示会は、佐賀のデザイン力と創造性を広く紹介する貴重な機会となりそうだ。
今回の展示会では、94件の応募の中から選ばれた12件の入賞プロジェクトが紹介される。特に注目を集めているのは、大賞を受賞した株式会社224(嬉野市)の「地球の環境を守り持続可能な生活を生み出す器 うづら(精成舎)」だ。この作品は、環境保護と日常生活の調和を図るという現代的なテーマを、伝統的な技術で表現している。
SAGA DESIGN AWARDは、佐賀県が「デザインが持つ力」を県民に広く知ってもらうために2025年に初めて開催されたアワードだ。社会変化や生活文化を生み出す取り組み、心地よい空間づくり、プロダクトに込められた作り手の想い、美味しさを伝える表現の工夫など、多様な分野でのデザインに光を当てている。
審査委員には、建築家の馬場正尊氏を委員長に、都市デザイナーの内田友紀氏、デザイナーの原田祐馬氏、佐賀大学准教授の三木悦子氏、バイヤーの山田遊氏といった、各分野の第一線で活躍する専門家が名を連ねている。彼らの目利きによって選ばれた作品群は、佐賀の新しい魅力を引き出すものばかりだ。
展示会場となる和多屋別荘は、1950年創業の老舗旅館。伝統と革新が融合する場所で開催されることで、佐賀の歴史と未来を同時に感じられる展示会となりそうだ。入場は無料で、朝8時から夜8時まで開場している。
この展示会は、佐賀県の文化や産業の多様性を再認識する絶好の機会となるだろう。デザインを通じて地域の魅力を再発見し、新たな価値を創造する。そんな佐賀の挑戦が、ここから始まる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000086101.html