ファッションサブスク「アナザーアドレス」が環境に配慮した213着のデザイナー作品をレンタル開始!


ファッション業界に新たな風を吹き込む動きが始まっている。大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプションサービス「AnotherADdress(アナザーアドレス)」が、環境に配慮したデザイナー作品のレンタルを2025年4月24日から開始すると発表した。これは、同社が主催したファッションデザインコンテスト「roop Award 2024-2025」の成果を活かしたものだ。
このコンテストでは、95名のデザイナーが衣類を寄付した人々の想いを紡ぎ、クリエイティブかつ環境に配慮した455着もの作品を生み出した。その中から厳選された46ブランド213着が、今回のレンタル開始第一弾として登場する。
特筆すべきは、この取り組みが単なるファッションの革新にとどまらず、環境省が推進する「デコ活」の一環としても位置づけられていることだ。デコ活とは、2050年カーボンニュートラル実現に向けた国民運動の総称で、消費者の行動変容やライフスタイルの変革を促すものだ。
今回レンタル開始される作品群は「Cute selection」と題され、かわいらしいアイテムを中心にセレクトされている。中でも注目は、学生/アマチュア部門でグランプリを受賞した宮川一葉さんの作品だ。プロ顔負けの技術と感性で作られたこれらの作品は、ファッション愛好家たちの心を掴むこと間違いなしだろう。
アナザーアドレスの公式サイトでは、すでにこれらの商品一覧が公開されている。ファッションを楽しみながら環境にも配慮したいという現代の消費者ニーズに、このサービスがどう応えていくのか。業界関係者からも熱い視線が注がれている。
なお、第二弾のレンタル開始は2025年5月14日を予定しているという。今後も続々と新作が登場する予定で、ファッション業界に新たな潮流を生み出す可能性を秘めている。環境に優しいファッションの未来が、ここから始まるかもしれない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003033.000025003.html