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英国発、未知なる世界への誘い!アール・ブリュット展が渋谷で開催

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

東京都渋谷公園通りギャラリーで、2025年6月21日から8月31日まで、「未知なる世界と出会う —英国アール・ブリュット作家の現在(いま)」が開催される。本展は、英国を拠点に活躍するキュレーター、ジェニファー・ギルバート氏を迎え、11名の英国アーティストによる多様な作品世界を紹介する。

アール・ブリュットとは、専門的な美術教育を受けていない人などによる独自の発想や表現方法が注目されるアートのことだ。本展では、マッジ・ギルやスコッティ・ウィルソンといった世界的に評価の高いレジェンド作家から、新進気鋭の作家まで、幅広い世代の作品が集結する。

展示は白黒の部屋とカラフルな部屋の2つに分かれており、それぞれ異なる印象を与える。白黒の部屋では女性をモチーフにした作品や優美で有機的な形や線が印象的な作品が、カラフルな部屋では不思議な生き物やどこか懐かしいカメラなど、多彩なモチーフの作品が並ぶ。

注目の作家の一人、マッジ・ギルは英国で最も有名な女性アウトサイダー・アーティストとして知られる。複雑な模様の背景の中に浮かぶ神秘的な女性の顔を描いた特徴的なインク画は、1920年代に始まったものだ。

また、キャメロン・モーガンの作品では、カメラへの愛情が焦点となっている。ドローイングを重視し、はっきり見える部分は省略し、見過ごされがちな部分を強調することで、主題の本質に迫る独特の表現が特徴だ。

展覧会に合わせて、ジェニファー・ギルバート氏によるオープニングトークやギャラリーツアーも予定されている。英国でのアール・ブリュット分野の状況や作家支援活動について知ることができる貴重な機会となるだろう。

入場は無料。想像力をかきたてる作品の数々に触れ、未知なる世界への旅に出かけてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000797.000038211.html