ファッション業界に革新をもたらす生成AI技術。その可能性を探求する「TOKYO AI Fashion Week - 2025 A/W コンテスト」の作品募集が5月1日より開始された。株式会社OpenFashionが主催するこのイベントは、AIとファッションの融合による新たな表現の世界を切り拓くことを目指している。

今回のコンテストテーマは「Neo-Japonisme（新ジャポニズム）」。日本文化の再解釈と未来的な視点が交差する世界観の中で、AIと人間の共創によって生まれるデザインを国内外から募集する。最優秀賞には20万円、優秀賞2点には各5万円が贈られる。

参加者は、コンセプトからデザインまで自由に考案し、生成AIを活用して作成したアイテム画像とともに作品を応募する。応募期間は5月1日から5月21日まで。結果発表は7月上旬を予定している。

さらに、コンテスト開催に合わせて、生成AIプラットフォーム「MaisonAI」の期間限定・先着500名無償提供も実施される。これにより、特別なAIスキルがなくても、誰もが自由に画像やテキスト生成を行うことが可能となる。

「TOKYO AI Fashion Week - 2025 A/W」では、コンテストに加えて、最新のAI活用事例を学べるセミナーや、実際に生成AIを活用した画像生成を体験できるワークショップも予定されている。5月15日には「AIとファッションの未来 #5」と題したセミナーが開催され、アパレル企業におけるAIエージェントを活用したブランドづくりや、MaisonAIの具体的な活用事例が紹介される。

ファッション業界の垣根を越えて、誰もがAIと出会い、新たな表現に挑戦できる場を提供する「TOKYO AI Fashion Week」。生成AIがもたらす創造性の革命に、業界の注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000012284.html