「SHEIN」が多様性を重視!体型やアイデンティティに縛られないファッションデザインコンテストを開催


ファッション業界に新たな風を吹き込む画期的なコンテストが始まる。グローバルファッションブランド「SHEIN(シーイン)」が、シンガポール・ファッション・カウンシルと手を組み、ファッションデザインコンテスト「Every Body Matters Inclusive Design Fashion Competition(EBM)」を開催する。このコンテストは、従来の美の概念に挑戦し、あらゆる体型や特徴に対応できるデザインの創作を目指している。
EBMは、新進のファッションデザイナーや業界関係者を対象に、3つの部門で作品を募集する。「アダプティブ・ファッション」「スポーツ&アクティブライフスタイル・ファッション」「テック統合型ウェアラブル・ファッション」の各部門で、インクルーシブなデザインが求められる。応募期間は2025年4月1日から6月1日まで。
参加者には、ランウェイショーやワークショップ、メンタリングなど、8つの充実したコンテンツが用意されている。これらのプログラムを通じて、参加者は創作活動とキャリアの成長を支援される。さらに、各部門の最優秀者には10,000米ドルの賞金が贈られるほか、一般投票による「Voter's Choice」受賞者には5,000米ドルが授与される。
SHEINのレオナルド・リン氏は「ファッションの美しさをすべての人に届けるという当社の理念と、本コンテストの目的が一致しています」とコメント。シンガポール・ファッション・カウンシルのチャン・ティンティン氏も「多様な背景を持つ新進デザイナーが真に社会を反映するファッションを生み出す場となることを願っています」と期待を寄せている。
このコンテストは、ファッション業界におけるダイバーシティ&インクルージョンの促進に大きな一歩を踏み出すものとして注目されている。従来の枠にとらわれない斬新なデザインが生まれることで、ファッションを通じた社会の変革が期待される。詳細は公式サイト(https://www.ebmsgfashioncouncil.org/)で確認できる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000225.000084888.html