28㎡のワンルームが変わる!学生の斬新アイデアが実現?エイブル空間デザインコンペ開催


賃貸住宅の新たな可能性を探る「エイブル空間デザインコンペティション 2025」が開催される。株式会社エイブルが主催するこのコンペは、才能ある学生の発掘と支援を目的としており、今回で17回目を迎える。
今年のテーマは「28㎡の創意工夫 ワンルームの新たな可能性」。大学生や大学院生、専門学校生、高専生を対象に、ワンルームの可能性を広げる斬新なアイデアを募集する。参加者は28㎡(幅4m×奥行7m×高さ2.4m)の賃貸住宅空間をデザインし、バス・トイレ・キッチンを設置することが条件となっている。
本コンペの特徴は、デザインプランの提案から模型制作、プレゼンテーションまで、学生の総合力が試されることだ。さらに、グランプリ作品は2025年11月にスパイラルガーデン(東京・青山)で実物大展示される。これは学生にとって、自身のアイデアが現実のスペースで具現化される貴重な機会となる。
審査には、建築家の隈研吾氏やデザイナーの佐藤オオキ氏など、業界の第一線で活躍する専門家が参加。彼らの目を通して、賃貸住宅における革新的な空間デザインが評価される。
賞金はグランプリが20万円、セミグランプリが10万円。さらに、入賞者にはキャリア支援プログラム「エイブルデザインチーム」への参加権利が与えられる。これは、学生たちにとって業界とのつながりを築く絶好のチャンスとなるだろう。
応募締切は2025年8月31日。最終審査は同年9月25日に行われる。昨年の最終審査会の様子やグランプリ受賞者のインタビューは、YouTubeチャンネル「IMAGINE大学」で特別番組として配信される予定だ。
28㎡という限られた空間で、どのような革新的なアイデアが生まれるのか。学生たちの創造力が、未来の賃貸住宅の形を変える可能性を秘めている。このコンペティションが、次世代の空間デザインの扉を開くきっかけとなることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000016136.html