未来のロボット社会を創造せよ!大阪電子専門学校が2000万円規模の高校生向けデザインコンペを開催


大阪電子専門学校が、創立80周年を記念して「次世代ロボットデザインコンペ」を開催する。このコンペは、高校生を対象に「人間に寄りそうAI×ロボット社会の未来のロボット」をテーマとしたデザインを募集するもので、制作予算は2000万円規模に及ぶ。
近年、AIやロボット技術の進化により、人とAIとロボットの共存が現実の社会テーマとなっている。このような変革期において、未来を担う次世代の柔軟な発想と想像力が不可欠だ。本コンペは、参加者と共に未来のロボット社会の可能性を探究し、その実現に必要な創造力を育むことを目的としている。
応募資格は日本国内の高校生で、募集期間は2025年5月12日から8月31日まで。身長150cm相当の人型ロボットをA4サイズにデザインし、PDFまたは紙で提出する。グランプリ受賞者には、デザインが本校のシンボルロボットとして採用されるほか、5万円分のギフトカードが贈られる。さらに、優秀賞10名には5千円分のギフトカードが用意されている。
審査には、BRAVE ROBOTICS代表の石田賢司氏や小説家・サイエンスライターの寒竹泉美氏、大阪大学大学院情報科学研究科教授の河原吉伸氏らが参加。「人技両立」の思想、独創性、実現性、社会的インパクトの4項目を総合的に評価する。
大阪電子専門学校の木村誠理事長は、「本コンペが"人に寄り添うロボット"誕生の第一歩になることを期待しています」とコメントしている。技術と人格を兼ね備えたエンジニア育成という創立者の精神を、未来を担う高校生と共有する貴重な機会となりそうだ。
結果発表は2025年9月中旬を予定。その後、2026年4月の80周年記念式典でロボットの完成披露が行われる。未来のロボット社会をデザインする、高校生たちの斬新なアイデアに期待が高まる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000162366.html