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歌人・俵万智が語る「生きる言葉」の力! SNSやAI時代のコミュニケーション術とは

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報道発表
プレスリリースより

現代を代表する歌人・俵万智さんの新著『生きる言葉』が大きな反響を呼んでいる。4月17日の発売以来、テレビやラジオでの紹介が相次ぎ、SNSでも話題沸騰。その人気を受けて、早くも3刷が決定した。

本書は、俵さんにとって初めての「言葉をめぐる論考作品」だ。スマートフォンやSNSが日常となった現代社会で、いかに言葉の力を磨き、相手に思いを届けるか。恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々な場面での言葉の使い方を、歌人ならではの鋭い視点で徹底的に考察している。

特に注目すべきは、俵さんの実体験に基づいた洞察だ。例えば、子育てを通して知った言葉の奥深さや、ネット上で遭遇する予想外の反応など、リアルな経験が随所に織り込まれている。また、和歌がコミュニケーションの中心だった「源氏物語」の時代から、AIが台頭する現代まで、言葉の変遷を幅広く扱っているのも本書の特徴だ。

俵さんは「スマホが普及し、SNSが登場した今、『普通の人が普通に使う書き言葉としての日本語の、足腰を鍛える』ことが、よりいっそう重要になってきた」と指摘する。言葉が生きる力となる時代に、どのようなトレーニングが効果的なのか。自分の言葉が真に「生きる言葉」となるために必要なことは何か。本書はそんな問いに対する、言葉のプロフェッショナルからの回答とも言えるだろう。

『生きる言葉』は新潮新書から発売中。定価1,034円(税込)。言葉の力を磨きたい人、コミュニケーション力を向上させたい人にとって、必読の一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002100.000047877.html