高知が熱狂!「高知アニクリ祭2025」で2万4千人が集結、アニメの聖地へ


高知県の街中がアニメ一色に染まった2日間。「高知アニクリ祭2025」が4月5日と6日に開催され、前回を大きく上回る2万4300人もの来場者で賑わいを見せた。高知信用金庫が推進する「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」の一環として行われたこのイベントは、アニメファンだけでなく、家族連れや観光客まで幅広い層を魅了した。
メイン会場となった高知県立県民体育館では、人気アニメの展示やグッズ販売、アニメ制作体験コーナーなどが設けられ、多くの来場者で賑わった。特に注目を集めたのは「2,3コマアニメスタジオ」で、子どもたちが真剣な表情でアニメーション制作に挑戦する姿が印象的だった。
イベントのハイライトとなったのは、豪華ゲストによるステージイベント。「薬屋のひとりごと」や「ダンダダン」の声優陣によるトークショー、森口博子さんによる圧巻のライブパフォーマンスなど、会場は熱気に包まれた。さらに、「戦隊レッド 異世界で冒険者になる」の声優陣や、世界コスプレサミット優勝チームによるパフォーマンスも観客を魅了した。
帯屋町商店街では、全国から集まったコスプレイヤーによるパレードが行われ、街中が華やかな雰囲気に包まれた。また、おまち多目的広場では「それいけ!アンパンマン ショー」や「まるちゃんと花輪クンがやってくる 撮影会」など、子ども向けのイベントも充実。地元グルメを楽しめる屋台も出店され、家族連れで賑わいを見せた。
高知信用金庫の山﨑久留美理事長は「高知にアニメパワーを結集し、アニメクリエイターの縁を創出することで、地域課題の解決に貢献したい」と意気込みを語った。今回のイベントの成功を受け、高知県がアニメの聖地として更なる発展を遂げることが期待される。
「高知アニクリ祭」は、アニメを通じて地域活性化を図る新たな取り組みとして注目を集めている。今後も高知県の魅力とアニメ文化の融合が、どのような形で地域に貢献していくのか、目が離せない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000110845.html