教育の未来を創る!第23回学事出版教育文化賞、論文募集開始 - 子どもの笑顔あふれる教室を目指して


教育の現場から新たな風を吹き込む「第23回学事出版教育文化賞」の論文募集が始まった。この賞は、教育関係者の革新的な取り組みを奨励し、学校教育の質向上を目指すものだ。昨年は過去最多の111本の応募があり、今年もさらなる盛り上がりが期待される。
募集テーマは学校経営、学級経営、教材開発・研究、学習指導、生徒指導、特別支援教育、学校事務など、教育に関わる幅広い分野。教育に携わる個人、団体、学校であれば誰でも応募可能だ。審査では、テーマの新鮮さ、教育的意義、実践の成果などが重視される。
昨年度の教育文化賞(最優秀賞)は、「児童の自尊感情を育む学校づくりをめざして」というテーマで、兵庫県の小学校教員が受賞。子どもたちの自信を育む取り組みが高く評価された。他にも、Agencyを育む教科教育や、SNSの疑似体験を通じた情報モラル教育など、時代に即した実践が表彰されている。
応募締切は2025年8月29日、論文提出締切は同年9月30日。入選者には賞金や雑誌の年間購読権が贈られ、優れた論文は書籍化される可能性もある。さらに、受賞論文は学事出版の雑誌に掲載されるため、自身の実践を広く共有する機会にもなるだろう。
選考委員の秋田喜代美氏(学習院大学教授)は「実践の創意工夫が教育の未来を創ります」とコメント。また、読売新聞の村井正美氏は「自分では『当たり前』と思っている取り組みが、悩んでいる先生を助ける手立てになるかもしれません」と、応募を呼びかけている。
教育現場の最前線で奮闘する教育者たちの知恵と経験が、この賞を通じて共有され、日本の教育の質向上につながることが期待される。子どもたちの笑顔あふれる教室づくりに貢献する、そんな熱意ある実践者からの応募が待たれている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000083442.html