日本人デザイナーが米国で快挙!錦鯉ブランドで最優秀賞を受賞


ハワイを拠点とする日本人ブランディングディレクター、クニ・ヤマモト氏が手がけた錦鯉ブランドのデザインが、アメリカの広告業界で注目を集めている。ヤマモト氏が率いるClarence Lee Designは、米国ハワイ州最大の広告・デザイン賞「Pele Awards 2025」において、最優秀賞「Best of Show – Design」を含む6つの賞を獲得した。
受賞プロジェクトは、アメリカ最大の錦鯉ファーム「Kodama Koi Farm」のリブランディング。日本の伝統文化である錦鯉を、現代的かつ国際的な視点で表現したデザインが高く評価された。ヤマモト氏は「錦鯉の美しさ、職人の精神、そして日本文化の誇りを、アメリカという異なる文化圏でどう表現し、どう"伝える"か」という課題に挑戦し、見事に成功を収めた。
このプロジェクトでは、「JAPAN × 鯉 × 職人文化」を軸とするブランド戦略を構築。伝統的な日本のビジュアルモチーフを取り入れながら、海外でも"JAPAN"を直感的に想起させる、力強く洗練されたデザインへと進化させた。ロゴ、ステーショナリー、商品パッケージ、デジタルメディアなど、あらゆる面で一貫性のあるブランド体験を提供している。
ヤマモト氏は「今回の受賞は、単なるデザインの技術評価にとどまらず、"日本らしさ"がグローバルに支持されたことへの実感があります」とコメント。この成果が、世界に広がりつつある日本文化のさらなる展開を後押しする一つのきっかけになることを期待している。
Clarence Lee Designは、1966年にハワイで創業された老舗デザイン会社。2007年からヤマモト氏が代表を務め、ハワイ進出を目指す日本企業に対しても、現地市場に適した戦略的なブランディングを展開している。今回の受賞は、日本の伝統文化と現代のグローバル市場を結びつける新たな可能性を示すものとして、大きな注目を集めている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000153542.html