公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

心の自由を探る旅:カウンセラー写真家が語る『自由な時間』の魅力

タグ
作文・エッセイ
エッセイ
報道発表
自由な時間(プレスリリースより)

写真集『自由な時間 Amazing Japan Photo』が2024年4月19日に発売される。この作品は、カウンセラー写真家として知られる立山紘氏が手掛けた意欲作だ。都会の喧騒から雪深い秘境まで、日本の多様な風景を一冊に収めた本書は、単なる写真集を超えた深い意味を持つ。

立山氏は、自由の概念について独自の見解を持っている。「個々の内面的な自由」こそが重要だと語る彼は、人間の行動の多くが無意識的な要素に左右されていると指摘する。そして、その無意識的な「制約」や「機制」からの解放が、真の自由への道筋だと考えている。

本書の制作過程で、立山氏は厳しい自然環境での撮影を通じて、自己との対話を重ねてきた。「この厳しい気象条件の中で自分が出来ることは何か」という内省が、より純粋な自己と向き合う機会を生み出したという。この経験が、「自由な時間」というコンセプトの根幹を形成している。

興味深いのは、本書が雪国の風景と都会の景色を同時に収録している点だ。これは、現代社会が直面する「分断」の問題を、個人の内面の分断として捉え直す試みでもある。立山氏は、内面の奥行きを広げることが、他者を認める器量を育むと説く。

『自由な時間』は、単に美しい風景を楽しむだけでなく、読者自身の内面と向き合うきっかけを提供する。心理カウンセラーの視点を持つ写真家だからこそ実現した、独特の深みを持つ一冊と言えるだろう。

立山氏は最後に、「酸いも甘いも、粋も根も、共に在る、共に居る」という世界観を伝えたいと語る。この言葉には、多様性を認めつつも自己を失わない、バランスの取れた生き方への示唆が込められているようだ。

写真と心理学の融合という新しいアプローチで、現代人の心の癒しと自由を探求する本書。忙しない日常に追われる人々にとって、心のオアシスとなることだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000008267.html