鎌倉で世界平和を願うアートイベント開催!自閉症アーティストの思いが形に


鎌倉の地で、世界平和への願いを込めたアートイベント「WORLD PEACE ACTION 2025」が6月29日に開催される。このイベントの中心となるのは、自閉症のアーティスト・横溝さやかさんが3ヶ月かけて完成させた大作「PEACE OF THE WORLD 2025」だ。
横溝さんは、ボーダレスなアートプロダクション「嬉々‼CREATIVE」所属の作家で、2017年には文部科学省からスペシャルサポート大使に任命されるなど、アートを通じて社会で活躍している。今回の作品は、地球の周りを多国籍の人々が手を取り合う様子を描いたもので、「地球上から戦争や災害がなくなって、みんなが安心して暮らせるようになってほしい」という横溝さんの強い思いが込められている。
イベントは鎌倉のsong be cafeを中心に展開され、ドネーション(寄付)を目的としたマルシェやジャズミニライブ、ライブペインティングなど、盛りだくさんの内容となっている。また、「いま、地球の裏側でおきていること」をテーマにしたトークディスカッションも行われ、私たちにできることを考える機会も提供される。
主催は一般社団法人ALTAMで、「ごみフェス532」や「Song Be Cafe」など、地域に根ざした団体や企業が協力している。マルシェの売り上げの3割は日本赤十字社などを通じて必要とされる都市に寄付される予定だ。
このイベントは、アートの力を借りて世界平和への思いを形にし、私たちにできるアクションを起こすきっかけとなることを目指している。鎌倉の地から発信される平和への願いが、どのような波紋を広げていくのか、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000125618.html