藤田嗣治の7つの情熱に迫る!神戸で150点超の特別展が開催


芸術愛好家必見!神戸市立小磯記念美術館で、世界的に有名な画家・藤田嗣治の魅力を多角的に紹介する特別展「藤田嗣治 7つの情熱」が2025年6月29日から9月15日まで開催される。本展では、藤田の創作の源泉を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という7つの視点から探り、その芸術世界の深淵に迫る。
藤田研究の第一人者であるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、国内外から集められた油彩画、版画、資料など150点以上が展示される。特筆すべきは、フランス国内の個人所蔵作品を中心とした132点が公開されることだ。これらの作品群は、藤田の芸術的進化と多様性を如実に物語っている。
展覧会は二部構成となっており、第二部では藤田と関わりの深い日本人画家9名の作品も展示される。東郷青児、川島理一郎、海老原喜之助などの作品を通じて、藤田が同時代の日本美術界に与えた影響力を垣間見ることができる。
入場料は一般1,200円、大学生600円。高校生以下は無料で、65歳以上の神戸市民は600円となっている。また、障がい者手帳所持者は無料で入場可能だ。
本展は、神戸市立小磯記念美術館と神戸新聞社の主催で開催され、日本航空の協力のもと、在日フランス大使館やアンスティチュ・フランセなども後援している。芸術の秋に向けて、藤田嗣治の多彩な才能と情熱に触れる絶好の機会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000270.000006053.html