粘菌アートが新宿を彩る!齋藤帆奈の個展「co/evo/lution」がルミネ新宿で開催


ルミネ新宿のアートスペース「WALL_shinjuku」で、注目の現代美術作家・齋藤帆奈による個展「co/evo/lution」が開催される。7月13日から10月29日まで、自然と人間の境界をテーマにした独創的な作品群が展示される。
齋藤帆奈は、粘菌の動きや色彩を取り入れた作品で知られる気鋭のアーティストだ。東京大学大学院に在籍しながら、アートと科学を融合させた表現を追求している。今回の個展では、代表作「Eaten Colors」をはじめ、ルミネの2025年春のコピー「親切はいつもふたり以上を幸福にする。」からインスピレーションを得た新作も披露される。
注目すべきは、ルミネの資源循環サービス「anewloop」で回収された古着を使用した新作だ。これは、アートを通じてサステナビリティの重要性を訴える試みとも言える。齋藤の作品は、生き物と人間のつながりを再考させ、自然への新たな視点を提示する。
オープニング日の7月13日には、ルミネ新宿ルミネ2の2階でトークセッションとレセプションが開催される。事前申込制で、参加者には特製ステッカーがプレゼントされる。アートファンはもちろん、環境問題に関心のある人にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。
齋藤は自身の作品について、「人間が粘菌を利用しているようで、実は粘菌に利用されているのかもしれない」と語る。この言葉は、人間と自然の共生関係を象徴しており、展示のテーマである「co/evo/lution」(共進化)を端的に表現している。
入場は無料で予約不要。新宿の街中で、アートと科学が融合した独特の世界観を体験できる貴重な機会となるだろう。都会の喧騒を忘れ、自然と人間の関係性を見つめ直す時間を過ごしてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000154.000065348.html