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代表的なラノベの単行本レーベル一覧!GCノベルズ、オーバーラップノベルス&オーバーラップノベルスf、TOブックス…特徴や有名作品、デビューする方法も!

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GCノベルズ(マイクロマガジン)

GCノベルズは2014年に創刊された単行本レーベルで、同種のレーベルとしては先駆け的な存在です。レーベル名の「GC」は"GOT A CHANCE"の略とのこと。言わずと知れた『転生したらスライムだった件』を出版しているレーベルで、その他にも『転生したら剣でした』や『嘆きの亡霊は引退したい』などの有名作品を多く保有しています。

男性向けと女性向けの両方を扱っており、最近は同じくらいの割合で刊行されています。冒険・バトル・スローライフ・グルメ・もふもふと、ラインナップも豊富なので自分の好みに合う作品を見つけやすいでしょう。

ちなみに『GCN文庫』という文庫レーベルもありますので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね。

有名作品

  • 転生したらスライムだった件/伏瀬
  • 賢者の弟子を名乗る賢者/りゅうせんひろつぐ
  • 乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です/三嶋与夢
  • 転生したら剣でした/棚架ユウ
  • 異世界黙示録マイノグーラ〜破滅の文明で始める世界征服〜/鹿角フェフ

このレーベルからデビューするには?

GCノベルズは『小説家になろう』で毎年開催されている大型コンテスト『ネット小説大賞』に例年参加しています。現在開催中の『第13回ネット小説大賞』にも参加しているので、GCノベルズからデビューしたい方は声が掛かるのを期待して応募してみてはいかがでしょうか。協賛企業からのコメントとして、求める作品像を公開しているので、ぜひそちらも確認してみてください

オーバーラップノベルス&オーバーラップノベルスf(オーバーラップ)

文庫レーベル編でご紹介した『オーバーラップ文庫』の単行本ラインです。2020年11月に女性向けレーベル『オーバーラップノベルスf』が創刊されたことで、男性向けと女性向けにレーベルが分かれ、より好みに合った作品を見つけやすくなりました。

刊行作品は男性向け・女性向けともに、WEBで人気(ポイント)を集めている作品が多めです。特に女性向けはよりその傾向が強く、流行に則った作品が目立つ印象。人によって合う・合わないがはっきり分かれそうなレーベルです。

有名作品

  • 骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中/秤猿鬼
  • とんでもスキルで異世界放浪メシ/江口連
  • ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する/雨川透子
  • 完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる/冬月光輝
  • 追放者食堂へようこそ!/君川優樹

このレーベルからデビューするには?

オーバーラップノベルスは『小説家になろう』上で、定期的に『オーバーラップWEB小説大賞』を開催しています。現在は開催されていませんが、また近いうちに開かれる可能性が高いため、そちらに応募するのがおすすめです。なお、受賞作品は高ポイントの作品が選ばれる可能性が高いため、早めに連載することで人気を集めておくのがいいかもしれません。

TOブックス(TOブックス)

出版社『TOブックス』による同名の単行本レーベル。個人的なイメージですが、流行よりもオリジナリティを重視している印象で、知る人ぞ知る名作だったWEB小説を多数書籍化しています。

その他には、新刊の販促として電子書籍配信サービスにて、シリーズものの1巻が度々無料で配られているのも大きな特徴。また、ほとんどの作品にオンラインストア特典が用意されています。TOブックスの公式オンラインストアで作品を購入すると、限定の書き下ろしショートストーリーペーパーがもらえますので、覚えておくといいでしょう。

有名作品

  • 本好きの下剋上/香月美夜
  • おかしな転生/古流望
  • 最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。/ほのぼのる500
  • 水属性の魔法使い/久宝忠
  • 乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル/春の日びより

このレーベルからデビューするには?

GCノベルズと同様、TOブックスも『小説家になろう』で毎年開催されている大型コンテスト『ネット小説大賞』に例年参加しています。現在開催中の『第13回ネット小説大賞』にも参加しているので、作品をお持ちの方は応募してみるといいでしょう。
また、拾い上げも頻繁になされているので、投稿していれば声が掛かるかも。


文庫レーベルに続き、単行本を扱う代表的なレーベルの特色やデビューする方法についてご紹介してきました。ぜひこちらを参考にすることで、自分の好みや作風にあったレーベルを見つけていただけたら幸いです。

ご紹介した以外にもさまざまなレーベルがありますので、気になる方は公式サイトやこれまでに出版されているラインナップを確認してみてくださいね。

文庫本レーベルの紹介は、こちら!