【困ったらチェック】われもの、大きな作品を送る方法を解説します!【郵送応募の美術展】


われものを送るなら?
工芸品や彫刻作品をはじめとしたわれものを送る際は、「段ボールの中に緩衝材で包んだ作品を立て、そのまわりに緩衝材や新聞紙などを詰める」という方法をおすすめします。
作品の下に緩衝材を置き、包み込むようにしてしっかりと保護。
段ボールの中心に梱包済みの作品を置き、そのまわりを別の緩衝材や新聞紙で埋めていきます。発送時に揺れても作品が傷つかないように、何度か自分で段ボールを揺らしながら確認すると◎。
なお、こうして梱包した段ボールには「割れ物注意」と書いておくと、さらに安心して発送できます。
大きな作品を送るなら?
場合によっては、大型の絵画作品を発送するケースもあると思います。この場合は、「巻き段ボール(オンラインショップやホームセンターで購入可能、1000~3000円ほど)」を使って梱包すると効率良く準備を進められますよ。
巻き段ボールとは、ロール状になった比較的薄めの段ボール資材のこと。資材を自由自在に折り曲げられるので、大型作品もしっかりと梱包することが可能になります。
梱包方法はいたってシンプルです。まずは作品全体を緩衝材で包み込み、その上から巻き段ボールで梱包を補強していきます。このときに巻き段ボール同士が重なり合ってしまうので、いらない部分はハサミやカッターでカットしてください。作品全体を巻き段ボールで包むことができたら、強度の高いテープで段ボール同士を留めて固定します。
なお、巻き段ボールの中には、裏側の素材が緩衝材になっているものもあるので、こういった商品を活用してみても良いでしょう。
ちなみに、公募展への搬入出を代行するサービスもいくつか存在します。自分の梱包に自信がない場合は、こういったサービスを活用するのも一つの方法ですね。
適切な梱包でトラブルを防ごう
どんなにすばらしい作品が完成できたとしても、梱包不足によって作品に傷がついてしまったら意味がありません。作品を問題なく発送できたところから、公募はスタートすると覚えておきましょう!
今回紹介した発送方法なら、トラブルなく作品を送れるという保証があるわけではありません。しかし、少しでもリスクを減らせる方法をとることが公募での成功の近道。ぜひ、適切な梱包ができるようにトライしてみてくださいね。