五月人形選びで重視するポイント、デザイン29%が最多


五月人形を購入した理由とは
五月人形は、子どもの健やかな成長を願って用意される伝統的な飾りのひとつである。兜や鎧の種類、デザイン、サイズ、価格帯など選択肢が多く、購入時に悩む方も多いだろう。
株式会社NEXERと節句人形を販売する浅草橋人形工房すずなりは共同で、五月人形を購入したことがある全国の男女124名を対象に「五月人形を選ぶポイント」についてのアンケートを実施した。調査期間は2025年12月4日から2025年12月14日である。
まず五月人形を購入した理由を聞いたところ、68.5%が「子どもの健やかな成長を願うため」と回答し、最も多い結果となった。次に「初節句のため」が58.1%で続いている。五月人形は行事のためだけに用意されるものではなく、子どもの将来や健康を願う気持ちを表す存在であることがうかがえる。
五月人形選びで最も重視されるポイント
五月人形を選ぶ際に最も重視したポイントは、29.0%の「デザイン」が最も多い結果となった。次に「種類(兜・鎧・大将飾りなど)」が24.2%で続いている。
デザインを最重視した理由としては、「子供の気にいるものを飾りたいから」「部屋に飾ってふさわしいかどうか」「現代的なデザインが望みだったから」といった声が挙げられた。デザイン性を重視した方からは、五月人形を「飾るもの」として捉え、住空間との調和や見た目の満足感を大切にしている様子がうかがえる。
一方、「種類(兜・鎧・大将飾りなど)」を最重視した理由としては、「盛大に子供の成長を祝いたくて願いたかったから意味あるものにしたかった」「あまり大がかりなものは飾れないので」「飾るための場所を考慮して」といった声が見られた。種類を重視した回答からは、意味合いや象徴性を大切にしたいという意識が見えてきている。
8割以上が購入前に比較検討を実施
五月人形を購入する際に、いくつかを比較検討したか聞いたところ、55.6%が「少し比較した」と回答し、最も多い結果となった。次に「しっかり比較した」が28.2%となっており、8割以上の方が比較検討している様子がわかる。
「少し比較した」と回答した理由からは、「少しでも安くていいものを探したかったから」「やはり高いものだから」「納得できるものを選びたかったから」といった声が多く見られた。価格面を意識しつつも最終的には好みを優先したいという傾向が読み取れる。
一方「しっかり比較した」層からは、「せっかくなら気に入ったのを買ってあげたくて」「失敗したら嫌なので」「高額なので納得いくまで比較したかった」「置き場所が限定されサイズにこだわった」といった、より具体的で現実的な判断基準が読み取れる。
購入の最終的な決め手は生活との調和
五月人形を購入した最終的な決め手としては、「デザインが好みだったもの」「コンパクトで見栄えの良いもの」「簡単に飾れてそこまで大きくなかったから」「予算内に収まったから」「置き場所に合うサイズが決定材料」といった声が挙げられた。
五月人形を選ぶ際の最終的な判断基準は、「自分たちの暮らしの中で納得して飾り続けられるかどうか」にあることがうかがえる。デザインを重視する方からは、好みに合うものを長く大切にしたい、現代の住空間になじむものを選びたいといった声が多く、五月人形を行事用の飾りであると同時に、インテリアや鑑賞の対象として捉える意識が定着している様子が見られた。
一方、サイズを重視する方は、飾る場所や収納のしやすさなど、日常生活とのバランスを重視する傾向にある。見栄えだけでなく、無理なく飾り続けられるかという現実的な視点が、最終的な決め手になっている点も印象的である。
五月人形選びは家族の思いと現実的な選択の両立
今回のアンケート調査から、「デザイン」や「サイズ」が多くの支持を集め、見た目の満足感と暮らしへのなじみやすさの両立が求められていることがわかった。また、8割以上の方が購入前に比較検討を行っており、高額な買い物だからこそ、価格や種類、置き場所などを踏まえながら慎重に選ばれている様子も印象的である。
成長を願う家族の思いを大切にしつつ、住環境やライフスタイルに合った現実的な選択が、最終的な納得感につながっているといえるだろう。これから五月人形を検討する際は、デザインの好みだけにとらわれず、飾る手間や保管のしやすさ、長く大切にできるかといった点も踏まえながら、ご家庭の暮らしに合うものを選んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002144.000044800.html