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大腸がん検診未受診者の6割が「受けたい」機会不足が課題に

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検便検査で大腸がんの早期発見が可能

大腸がんは日本で多くの人がかかるがんのひとつだが、早期に発見できれば治療法の選択肢が広がる。検便検査(便潜血検査)は、自宅で便を採取するだけで大腸がんの兆候をチェックできる簡単な方法だ。しかし、この検査方法を知らない人や、知っていても受けていない人が一定数いるのが現実である。

株式会社NEXERと有限会社森山環境科学研究所は共同で、全国の男女500名を対象に「大腸がん検診としての検便検査に関する意識調査」を実施した。調査期間は2026年1月16日から1月19日で、インターネットでのアンケート形式で行われた。

62.0%が検便検査での早期発見を認知

検便検査で大腸がんの早期発見ができることについて、「詳しく知っている」が12.2%、「なんとなく知っている」が49.8%で、合わせて62.0%の方が検便検査による早期発見を知っていることがわかった。一方で「知らなかった」と回答した方も38.0%おり、まだ認知が十分に広がっていない現状が浮き彫りになった。

検便検査は体への負担がほとんどなく、自宅で簡単にできるため、大腸がんの一次スクリーニングとして広く推奨されている。

検査を知る人の半数が未受診という実態

検便検査について知っている方のうち、「受けたことがある」と回答した方は51.9%、「受けたことがない」と回答した方は48.1%だった。検査の存在を知っている人の約半数が、実際には受けたことがないという結果となった。

検便検査を受けたことがある方の受診頻度は、「毎年受けている」が60.2%で最も多く、次いで「2~3年に1回」が18.6%、「過去に1回だけ受けた」が17.4%となった。定期的に受診している人もいれば、一度きりで終わってしまっている人も少なくないことが明らかになった。

未受診の理由は「機会がない」が最多

大腸がん検診として検便検査を受けたことがない方にその理由を聞いたところ、最も多かった理由は「機会がない」で43.6%、次いで「費用がかかる」が24.8%、「病院に行くのが億劫」が22.8%、「面倒に感じる」が20.1%となった。

検査を受けていない人の多くは、検査そのものを避けているわけではなく、きっかけや環境が整っていないことが主な理由であることがわかる。「恥ずかしい」と答えた人は8.1%にとどまり、心理的なハードルよりも、物理的・時間的な制約が大きな障害となっている。

未受診者の61.1%が検診受診を希望

検便検査を受けたことがない方に、今後検便検査を受けたいと思うかどうかを聞いたところ、「とても思う」が10.7%、「やや思う」が50.3%で、合計61.1%の人が検便検査を受けたいと考えていることがわかった。

検便検査を受けたいと思う理由として、「早期発見が治療には得策だから」「年齢的に可能性があると思うから」「親が大腸がんを経験したので、遺伝的に自分も罹患する不安があるから」などの声が聞かれた。年齢を重ねるにつれて健康への意識が高まったり、家族の罹患経験が自身の健康管理に対する意識を強めたりしていることがうかがえる。

自宅検診への期待は60.6%

もし自宅で簡単に大腸がん検診(検便検査)ができるとしたら受けたいと思うかを聞いたところ、「とても思う」が22.6%、「やや思う」が38.0%で、合計60.6%の人が自宅での検診に前向きな姿勢を示した。

自宅で検査ができることへの期待として「病院に行く手間が省ける」「時間の制約がない」といった意見が多く聞かれた。とくに「機会がない」「病院に行くのが億劫」といった理由で検診を受けられなかった人にとって、自宅でできる検査は大きなメリットとなりそうだ。忙しい日常の中で、自分のタイミングで健康チェックができる点が高く評価されている。

大腸がんは早期に発見できれば高い確率で治療が可能な病気である。忙しくて病院に行けない、またはきっかけがない方こそ、自宅で手軽にできる検査キットの活用を検討してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002224.000044800.html