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本屋大賞2026ノミネート決定!瀬尾まいこ・夏川草介の2作品

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ノンフィクション
報道発表
プレスリリースより

2026年本屋大賞のノミネート作品が発表

4月9日に大賞が発表される2026年本屋大賞のノミネート作品が決定した。水鈴社から刊行された2作品が選出され、大きな注目を集めている。2025年4月18日に刊行された瀬尾まいこ著『ありか』と、同年9月29日に刊行された夏川草介著『エピクロスの処方箋』の2作品だ。

瀬尾まいこ『ありか』が描く不思議な家族の物語

『ありか』は、シングルマザーとして娘を育てる美空と、同性を好きな義弟の颯斗という不思議な家族が織りなす物語である。自分のことしか考えられない母との関係に悩みながら、一人娘のひかりを慈しみ大切に育てる美空の日々を描く。充足しているが悩みは尽きない日常を、瀬尾まいこならではの温かな筆致で綴った感動作となっている。

本屋大賞受賞歴を持つ瀬尾まいこのコメント

ノミネートを受けて瀬尾まいこは、「『ありか』は自分のすべてを込めたと言える愛しい作品です」とコメントを寄せた。すぐそばの日常を描いた物語が、読者の心を少しでも解くことができれば幸せだと語る。瀬尾まいこは、2019年に『そして、バトンは渡された』で本屋大賞を受賞しており、今回のノミネートにも期待が高まっている。

夏川草介『エピクロスの処方箋』は哲学エンタメ小説

『エピクロスの処方箋』は、現役医師である夏川草介が人の命と幸福について追究した作品だ。大学病院で将来を嘱望されながらも、甥のために地域病院で働く内科医の雄町哲郎が主人公である。かつて激怒させた大学病院の絶対権力者の父親という難しい症例が持ち込まれ、物語が展開していく哲学エンタメ小説となっている。

夏川草介が語る幸福と良く生きることの意味

夏川草介は、諏訪湖も凍る大寒波の信州で心温まる朗報を受け取ったと喜びを表明した。推薦してくださった全国の書店員への感謝とともに、人間にとって幸福とは何か、良く生きるとは何を意味するのかという問いに、これからも向き合い続けていくつもりだと決意を語っている。夏川草介の『スピノザの診察室』は2024年本屋大賞第4位を獲得しており、今回の受賞にも注目が集まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000084197.html