城田彩花の個展「愛」をテーマに東京・天王洲で開催


感情と記憶を描く城田彩花、新作展開催
Tokyo International Gallery(品川・天王洲)では、城田彩花による個展「それでも私は愛と呼びたい "And Still, I Call it Love"」を2026年3月7日(土)から4月18日(土)まで開催する。
城田は感情や記憶といった内面の世界をテーマとして制作活動を行っている。日常の中で起こる感情の動揺や傷つき、トラウマの経験に基づいて描かれる色鮮やかな心象風景は、明るくもどこか不穏で、その中に点在する人物像は、実体を持たない魂や概念のような存在として木炭で表現されている。否定的な感情を含む体験の描出は、作家にとっては昇華の行為であり、描くことと並んで昇華することそのものが制作の主軸となっている。
矩形キャンバスから新たな支持体へ、多様な試みを展示
本展のテーマである「愛」は、否定的な感情を含む経験の先にたどり着いた、現在形で語られる肯定の言明として読むことができる。これまで作家が使用してきた矩形キャンバスによる作品に加え、ロールキャンバスや石膏ボードを支持体とした、作家にとって新たな試みとなる作品を展示する。多様な手法を織り交ぜて「愛」にアプローチを試みる作品群を通じて、本展は鑑賞者がそれぞれを取り巻く「愛」を再認識し、内面的な対話を育む空間を提示する。
東京藝術大学卒業生、注目アーティストの軌跡
城田彩花は2001年生まれで、東京藝術大学壁画研究室に在籍中である。2025年に東京藝術大学油画科を卒業し、同年壁画研究室に入学した。2022年の3331 ART FAIR 2022への出展をはじめ、2023年の「WHAT CAFE EXHIBITION vol.24」、2024年の「INTRO 1.」など、数多くの展覧会に参加してきた。感情や記憶、心象風景をビジュアル化し、それらを昇華する行為を制作の主軸としており、人との関わりの中で生まれる感情や日常に立ち現れる内面の揺れを描き、鑑賞者それぞれの記憶や感情を呼び起こすことを目指している。
対話型鑑賞会とオープニングレセプション
オープニングイベントの一環として、対話型鑑賞会を開催する。対話型鑑賞とは、複数人のグループで対話をしながら鑑賞することで、作品を深く理解していく方法である。美術についての専門的な知識は必要とせず、見えたものや心に浮かんだことを言葉にすることで、自分や他の人が作品をどのように見たのか、どのようなことを感じ、考えたのかを共有する30分間となる。対話型鑑賞会は2026年3月7日(土)に開催予定で、1部17時00分、2部17時30分から各回定員5名(事前予約制)である。予約受付は2月10日(火)から3月6日(金)まで。オープニングレセプションは同日17時00分から20時00分まで開催され、ギャラリーツアーは18時30分から実施される(予約不要)。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000071771.html