14歳少年が綴る「書き障害」との向き合い方、2月18日新潮社より発売


「書き障害」に直面した少年の転機
読むことはできるが、漢字を習い始めた頃から異変を感じた。手書きで字が書けない「書き障害」に悩む著者。努力し、へそを曲げ、諦めかけていた小学5年生の時、人生を変える恩人と出会った。同じ障害を持つ人との交流を重ね、「合理的配慮」によってタイピングが表現の手段へと変わっていく。自分自身を取材するように見つめ、驚くほどの素直さで綴られた障害当事者の告白である。
学習障害の現状と支援の重要性
文部科学省の調査によると、小・中学生の8.8%に発達障害の可能性があり、学習障害も6.5%、読み書き障害に限定しても3.5%の可能性があるという。つまり、計算上は35人学級にほぼひとりは読み書き障害者がいることになる。適切な支援と理解があれば、多くの可能性が開かれることを本書は示している。
教育関係者からの推薦が相次ぐ
独立研究者の森田真生氏は「『書く』が開く道のりは、多様で、こんなにも尊いのだ」と評価。大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子氏は「先生たち熱心な無理解者にならないで」というメッセージを寄せた。花まる学習舎代表の高濱正伸氏は「一人の『変わった子』の内側に咲き誇る知の豊穣を見よ!教育関係者必読の書!」と推薦している。
著者について
著者の朝野幸一は2010年生まれ、東京都下出身。漢字を学ぶ頃から手書きすることが苦しい「書き障害」に悩み、小学5年生で障害と認定された。発達障害の症状があり、空気を読むこととうるさい環境が苦手。得意なことは読書と執筆で、趣味はピアノとカメラ。本書が初めての著書となる。
書籍の詳細情報
『14歳、字を書けない私が「書く」喜びを手にするまで』は2月18日に新潮社より発売される。四六判、208頁で、定価は1,870円(税込)。ISBN番号は978-4-10-356731-8である。伊与原新氏による書評は『波』3月号(2月27日発売)に掲載予定で、石井光太氏の書評はBookBangにて近日中に配信予定である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002675.000047877.html