山尾企画『ワールド』衣装をアパレルブランドが製作、ステージ表現を活かした舞台美術


ヨキニハカラエとのコラボレーションで実現した衣装設計
大阪を拠点に活動する劇団、山尾企画の第十二次公演『ワールド』では、アパレルブランド「ヨキニハカラエ(株式会社blissCreative)」とのコラボが実現する。ライブ好きによるライブ好きのためのアパレルブランドである同社は、通常は演劇に特化した衣装デザイナーが担う小劇場の衣装製作を、音楽やステージ表現と密接に関わってきた独自の視点から監修する。登場人物それぞれの背景や感情の機微を衣装で丁寧に表現し、物語の空気感に寄り添いながら舞台全体の世界観を支える衣装設計がなされる予定だ。
『ワールド』のあらすじと山尾企画の代表作再演
本作は未来に起こり得るかもしれない物語である。突然施行された「芸術文化保護法」により、すべての表現活動に国の認可が必要になった世界が舞台だ。そんな世界で、無免許のピエロが笑わない少女を笑わせるために大奮闘する。国にバレれば一発逮捕という危機的状況も意に介さず、ピエロは君を笑わせるために全力を尽くす。この作品は11年の時を経てついに再演となる山尾企画の代表作である。
2026年3月開催、2つの会場企画で楽しむ舞台体験
山尾企画第十二次公演『ワールド』は2026年3月13日(金)から3月15日(日)にかけて、インディペンデントシアター2nd(大阪府大阪市浪速区日本橋4-9-5)にて上演される。公演スケジュールは13日19時開演、14日15時と19時開演、15日11時と15時開演で、開場は開演の45分前となる。上演時間は約110分の予定だ。チケット料金は一般4,500円、大学生3,000円、高校生以下2,000円(全席自由・税込)である。カンフェティでの購入なら1,000円割引のカンフェティ席3,500円で利用できる。公演当日は会場内に「ヨキニハカラエ」のポップアップストアも設置される予定となっている。
山尾企画が創造する独特な舞台表現と新しい取り組み
2012年に旗揚げした山尾企画は、脚本がほぼすべて代表の山尾匠のオリジナルで、「もしも○○だったら?」という仮想現実を軸にした作品を展開してきた。馬鹿正直でまっすぐな登場人物たちが織りなす物語は、観た人の心を暖かくするとされている。同劇団は劇場外での公演に注力することで知られており、路面電車内での公演や閉鎖が決まった行政施設での公演、銭湯での公演など、その場所が本来持つパワーを活かした多様な舞台表現を実現してきた。近年では「軽トラ演劇」や「演劇レストラン」といった新しい取り組みにも挑戦している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003525.000013972.html