子育て世帯は維持費を重視、車購入検討者の51.7%が障壁を感じる


ライフステージ別に見る車購入のリアル
車は便利な移動手段である一方、購入や維持にかかる費用は決して小さくありません。ライフステージの変化によって車の必要性を感じるようになる人も少なくないでしょう。今回、株式会社NEXERとグーネット中古車は共同で、車を持っていない全国の男女258名を対象に「車購入に対するネック」についてのアンケート調査を実施しました。調査期間は2026年1月30日から2月12日、質問は購入検討状況や購入時のネック、改善されるべき条件など7項目です。
既婚・子どもなしの82.9%が「車の購入を検討したことはない」
車の購入検討状況を家族構成別に調べたところ、「既婚・同居の子どもなし」の層で「検討したことはない」が82.9%と最も高く、「独身」は76.7%、「既婚・同居の子どもあり」では75.6%でした。一方、「既婚・同居の子どもあり」の層では「現在、具体的に検討している」と「いずれ購入したいと考えている」が合わせて9.7%と、ほかの層に比べてやや高い傾向が見られます。
購入を検討する理由は、独身層では「便利になりそうだから」「雨の日便利」といった利便性が中心です。一方、子どもがいる世帯では「ないと困るから」「旅行に行きたいので」と、必要性や家族行事を理由に挙げています。検討しない理由では、独身層は免許の有無や費用面が主な原因となり、子どもなしの既婚世帯は「維持費がかかるから」といった経済的理由が多く見られました。
購入検討経験者の51.7%が「ネックがある」と回答
車の購入を検討したことがある方に、購入時の「ネック(障壁)」について聞いたところ、「ある」が51.7%、「ない」が48.3%でした。車購入を一度でも考えたことがある人のうち、約半数が何らかの障壁を感じていることになります。具体的なネックの内容は、「車両価格」が50.0%で最も多く、次いで「維持費(税金・保険・車検)」が30.0%、「駐車場代・駐車場の確保」と「ローン・支払い負担」がそれぞれ3.3%です。
「車両価格」をネックと感じる理由では「物価高の中で、乗る機会が少ない自動車を購入したいとは思えない」「近年の物価高で、車の値上げも激しいから」といった物価高への切実な声が多く挙がりました。一方「維持費」では「駐車場代だけでもかなりかかるし、ガソリン代も高いから」「休日しか乗ることがないため」といったコストパフォーマンスへの疑問も見られます。
子育て世帯の24.4%が「維持費が抑えられる」を購入条件に選択
「こうなれば車購入を検討できる」と思う条件について、家族構成ごとに調べると、独身層では「維持費が抑えられる」が15.5%、「車両価格が下がる/手頃になる」が14.3%とほぼ同率です。既婚・子どもなしの層では「維持費が抑えられる」と「仕事や生活環境の変化」がともに14.6%となっています。
注目すべきは「既婚・同居の子どもあり」の層です。「維持費が抑えられる」が24.4%と、ほかの家族構成に比べて突出して高い割合を示しました。「車両価格が下がる/手頃になる」と「仕事や生活環境の変化」がそれぞれ9.8%と続いています。子育て世帯から「維持費がかかるから、一旦、古い車を廃車した」という声も聞かれ、かつて車を所有していたものの維持費の重さから手放した経験を持つ方がいることがわかりました。
まとめ
今回の調査では、車を持っていない人のほとんどが購入を検討したことすらなく、「そもそも必要ない」という考えが根強いことが明らかになりました。購入を検討したことがある人でも半数以上が障壁を感じており、最大のネックは車両価格と維持費です。とくに子育て世帯では維持費への意識が高く、ライフステージによって車に求める条件が異なることも判明しました。中古車やカーシェアリングなど多様な選択肢を活用することで、自分のライフスタイルに合った車との付き合い方を見つけられるのではないでしょうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002325.000044800.html