ブルガリ、2026年ヴェネチア・ビエンナーレで独占パートナー契約


ブルガリが2026年ヴェネチア・ビエンナーレの独占パートナーに
ブルガリが2030年までに開催される3回のヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展における独占パートナーシップを発表した。ローマを誕生地とするブランドは、今回の契約を通じて、自由の表現としての創造性への取り組みを再定義する。第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展では、ジャルディーニ地区のエセドラ広場に設けられるブルガリ パビリオンにおいて、アーティストのロータス・L・カンによる大規模な新作インスタレーションを展示する。
ロータス・L・カンの作品が展開されるブルガリ パビリオン
ロータス・L・カンは有機的、構造的、代謝的な言語を融合させた複雑な層を成すクリエーションで知られており、継承、無常、記憶、翻訳といったテーマへの思索を詩的な形態で表現する。彫刻、写真、サイトスペシフィックなインスタレーションを自由に行き来するカンの手法は、環境への感度を保ち続ける写真フィルムや、定着や解決を拒み常に中間状態にある堆積的な彫刻など、固定されない不安定な素材や形態を頻繁に採用している。今回ビエンナーレのために特別に制作される新しいインスタレーションは、時間を多重性、非線形性、偶発性として捉えるカンの持続的な取り組みを継承し、「生成」という問いに広がりのある形を与えるものとなる。
ブルガリの芸術支援への長年の取り組み
ビエンナーレ国際美術展「In Minor Keys by Koyo Kouoh」は、メゾンの創造的表現における新たな重要な章である。このパートナーシップは、職人技と技術的な熟練を芸術的センスと感性で調和させ、ブルガリが美の創造者であると同時に、普遍的で活力に満ち、常に現代的な芸術の言語を推進する役割を強化するものとなる。創造的実践を支援することは自由の行為を支えることであるという信念に根ざしたブランドの取り組みは、過去と現代の両方を包含しながら、多方向に広がってきた。
ヴェネチアとローマにおけるブルガリの文化的活動
ブルガリは複数の文化的プロジェクトを通じてその芸術支援の姿勢を示してきた。ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿の「黄金の階段」の修復、ムラーノ島のサン・ピエトロ・マルティーレ教会所蔵のパオロ・ヴェロネーゼの絵画修復、ローマのスペイン階段の保存修復、カラカラ浴場のモザイクの床の保存修復、トルロニア・コレクションの大理石の保存修復に参加している。また現代美術との対話も重視しており、2027年に第10回を迎える「MAXXI ブルガリ アワード」を通じたMAXXI(イタリア国立21世紀美術館)とのコラボレーション、2024年以来のブルガリ財団の後援によるホイットニー・ビエンナーレとのパートナーシップまで発展している。
ブルガリの歴史と企業姿勢
LVMHグループの一員であるブルガリは1884年にローマの中心部で創業した。長年にわたりカラーストーンを巧みに操る偉大なハイジュエラーとして、また卓越したものづくりと先見性のあるデザインにより、イタリアを象徴するアイコンとしての名声を確立している。現在ではファインジュエリーや高級腕時計からアクセサリー、香水まで多角的な商品やサービスを提供するグローバルラグジュアリーブランドへと進化している。2024年には、ブルガリ財団(Fondazione Bvlgari)の設立を発表し、思いやり、寛大さ、そして長期的な献身を通じて、意味のある明日を築くことに尽力している。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001790.000005631.html