短歌の練習におすすめ!話題の「いちごつみ」とは?遊び方と上達メリットを解説|“鬼ルール”になると激ムズ!


やり方いろいろ
友達と、家族と、恋人と、授業で、SNSで
特に準備も必要なく、簡単なルールで、ボリュームも調節できる「いちごつみ」。誰とでもできる点が魅力です。取り組み方の例を見ていきましょう!
- 家にホワイトボードや共有ノートを作り、家族で順番を回す
忙しい毎日にちょっとした遊び心を加えて、家族のコミュニケーションにしてみませんか? 気づいた人が続けるのでもOKです。長く続いたら家族で1冊の歌集が作れそうですね。 - 学校や部活でペアを組んで続ける
「いちごつみ」は探求学習、自主学習、夏休みの宿題などにもおすすめです。夏休みの宿題にきょうだいで「いちごつみ」をして記録して、ふたり分の宿題にしてもいいかも。短歌に挿絵を添えてもいいですね。文芸部のみなさんは、言葉を扱う基礎練としていかがでしょうか? - グループLINEやオープンチャットを使って、友達や恋人と
短歌はもともと和歌であり、遠く離れた人のことを思ったり、手紙のように送りあったりするものでした。「いちごつみ」は実際に会う必要も、お互いの時間を拘束もしません。遠距離恋愛の恋人や、ネット友達とチャットツールを使って遊ぶのも楽しそうです。 - X(旧Twitter)ほかSNSで相手を募集して行う
誰でも見られるオープンなSNSで「いちごつみ」をすると、当然ながら短歌の発表の機会にもなります。ひとりで投稿するよりも、より多くの人に作品を見てもらえるでしょう。他者の目があるという緊張感も創作に良い影響を与えそうです。面識がないオンライン上の相手とやりとりする際は、プライバシーやリテラシーに注意しましょう。
普通の刺激じゃ物足りない人に
さらに上級の「鬼いちごつみ」に挑戦
「いちごつみ」に慣れてきたら、さらに難しい「鬼いちごつみ」に挑戦してみませんか?
「鬼いちごつみ」は、通常の「いちごつみ」に「前の人が次の人の使う一語を指定する」というものです。次の人は前の人に指定された語を必ず使わなくてはなりません。
指定する語によっては思わず「鬼!」と叫びたくなるような厳しさになるでしょう。
例)
Aさん「口髭が生えてるような猫がいてどんな未来を思うのだろう」(指定語;口髭)
Bさん「通学の電車でだけ会う口髭の人も泣いたりするのだろうか」(電車)
Aさん「リビングに転がる電車のその角を踏んでひとりで泣いている夜」(踏んで)
Bさん「踏んでほしい背中の骨をまっすぐにしたいと今日は干物定食」(干物)
Aさん「ぞうきんが干物のように落ちているベランダにだって希望がほしい」
通常の「いちごつみ」では自然と自分が短歌にしやすい言葉を摘んでしまいがちですが、「鬼いちご」の場合は相手に指定されてしまいます。
より一層、普段自分では使わない単語で短歌をつくる練習になりそうです。指定した「一語」を相手がどう料理するかも楽しみですね!
短歌遊び「いちごつみ」を初めて聞いた人も、なんとなく知っていた人も、この記事をきっかけにぜひ挑戦してみてください!
みなさんも「いちごつみ」で、楽しく短歌の練習をしましょう。もしかしたら、川柳や小説の書き出しで「いちごつみ」をするのも面白いかもしれません。