公募Q&A「応募」 応募作品は返却されますか?
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応募作品は返却されますか?
コピーできるものは返却されないと考えてください。コピーできないものでも、アート作品以外は返却不可となっているケースがほとんどです。
返却されないケース
〔データ応募〕
データで応募した文芸作品、アート作品、写真、動画、企画書などは返却されないと考えてください。応募者のもとに複製できるオリジナルデータがあるからです。
〔アナログ応募〕
ハガキ、手紙、レシピ、アイデア(企画)、小説、エッセイ、脚本などの原稿も返却されないと考えてください。必要であれば、控えをとっておきましょう。
プリント写真も原版は応募者のもとにあるはずですから、この場合も返却されないことがほとんどです。
手書きのシンボルマーク、イラスト、年賀状なども同様です。全く同じものを再度作ることはできませんが、ほとんどの公募で返却不可となっています。理由としては、同様のものを比較的容易に作れることなどが挙げられます。
なお、アナログのイラストや写真については、返却を希望すれば、選考後、返却してくれる規定となっている公募も、少ないながらあります。
返却されるケース
アナログ制作の絵画、イラストレーション、彫刻、書、オブジェ、陶芸、工芸作品などは直接搬出、または委託搬出のかたちで返却が可能です(買い上げ賞で、作品そのものが主催者の所有になる場合を除きます)。
これらの作品は芸術性が高いことと、同じものを再度作ることは容易にはできないことが理由として考えられます。
なお、学校を通じて応募した作品は学校を通じて返却されることがあります。
また、子どもを応募対象にした「パパ、ママの似顔絵募集」や、「アルバムに眠った昔の写真募集」といった公募では、返信用封筒に切手を貼付して同封すれば返却される規定になっていることもあります。こうしたものは一点ものなので、返却してほしいという要望も多いのだと推測されます。
これらの回答は一般的な傾向を示したもので、例外的なケースもあり得ます。
審査後、廃棄されたら困る作品の場合は、応募要項の該当箇所を確認してから応募するようにしてください。