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厚切りだいき

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

 今回、大賞に選ばせてもらったのは「画面の向こうの君」。お題である「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話」をストレートにプロット化したものだが、プロットから浮き立つシーンの美しさを評価させてもらった。  主人公の佐藤悠真は、オンラインRPG「ネオ・ジャパン」で無双を続けるが、現実では引きこもっている……【つづきは本誌で!】

苗育果来

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「ハルよ、来い!」は、仮想空間で追いかけていた犯人が、元自分の相棒だった、というどんでん返しがよい。ホンカンはホンカンの職務をまっとうするだけです、と言う主人公のキャラも面白い。

摩周麻呂

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「ルナの秘密」は、仲良くなったアバターが、実は自殺した幼なじみだった、というこちらもどんでん返しと言える。出会えたことで消えなければならない、という二律背反の関係性やシーンが美しく、ラストシーンも美しい。大賞の次点だった。

高瀬奈々

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「向日葵の歌」ヒマワリという名のVTuberを支えようとする主人公。ヒマワリの正体が実は自分の息子だった、という驚きと、主人公が音楽プロデューサーだった、という驚きが、ラストシーンで交差するという工夫が素晴らしい。

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「ライアー・メッセージ」は、仮想通貨の創始者であるサトルモトナカと名乗る人物を、主人公と警察官が追う話。だが最後、主人公こそがサトルモトナカだったという驚愕のどんでん返しに驚いた。素晴らしい。

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「未来へのログイン」はテーマやモチーフに関して、今回最も惹かれた作品だった。主人公がゲーム内で出会ったのは、兄のレシピエントだった――。作品になったらぜひ読んでみたいと思わされる素晴らしい設定だ。

大岡まさひ

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「近くて遠い世界のふたり」は、ストーリーパート①の物語への引き込みパートが強くて良かった。会う約束をして、相手が来ないことに憤慨する二人、というのがシンプルだが面白い。

五十嵐トワ

第9回お題ログライン「引きこもりのゲームオタクが、バーチャル世界で出会った美少女アバターの正体を知り、現実世界での関係性を築こうとする話。」

中村航のコメント

「ログアウトしたくなる、この世界で」は死んだ友人の面影を追いかけながら、死に近付こうとする二人が、「生きてみようかな」思う話。死と生の境界線上に美はあるのかもしれない。