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一周忌をしのんで「『思考の整理学』エッセイ賞」

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作文・エッセイ
公募ニュース

筑摩書房では、外山滋比古さんの著書『思考の整理学』に関するエッセイを募集しています。本書との出会いや、影響を受けて実践してきたこと、複数冊所有している理由など、エピソードを語りましょう。応募規定は原稿用紙2~4枚(800〜1600字)です。締め切りは4月30日(金)。結果発表は6月上旬予定です。最優秀賞には賞金1万円が贈られるほか、PR誌「ちくま」7月号に全文が掲載されます。

「東大・京大で1番読まれた本」

『思考の整理学』は1983年に刊行され、2021年2月時点で125刷、累計発行部数258万3400部もの版を重ねています。東大・京大生協の書籍販売ランキングで何度も1位になったことから「東大・京大で1番読まれた本」としても話題になりました。

本書では、自分の頭で考え、軽やかに思考する方法がシャープな論理で語られています。「朝の頭はそれだけ能率がいい」「いかにうまく忘れるか」など、読んでみたくなるキーワードが満載です。

岩手県盛岡市さわや書店の松本大介さんが書いた店頭ポップ「もっと若い時に読んでいれば……」でも知られる本書ですが、読書に遅すぎるということはありません! 未読の方も、ぜひこの機会に手にとってみてはいかがでしょうか?

時代を越えたバイブルとして

1923年生まれの外山滋比古さんは、文学博士、評論家、エッセイストとして活躍し、お茶の水女子大学名誉教授を務めました。今年7月に、一周忌を迎えます。

刊行から38年が過ぎ、著者の没後もなおファンを生む名著『思考の整理学』。あなたのお手持ちの本は何刷でしょうか。特に印象的な部分、本書への愛など、あなた自身の「思考」と「言葉」をぜひ聞かせてください。

多様化や国際化が進むなかで、いかに行動するべきか……その前に「いかに思考するか」が問われています。「知の巨人」が遺した、次世代への大きな財産である本書に触れ、感じたことを語りましょう。多くの人に慕われた著者そのもののように、魅力的で明快な一冊です。

 

「『思考の整理学』エッセイ賞」

●賞:賞金1万円

●締切:4月30日(金)

 

青木緑

公募情報ライター。得意分野は短歌と川柳。いつか小説にも挑戦したい。公募ガイド公式Instagramでも執筆中。

 

出典:https://www.chikumashobo.co.jp/special/shikounoseirigaku/

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