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第三十一回伊藤園お~いお茶新俳句大賞

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作文・エッセイ
公募ママ

公募歴5年、入選回数は200以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

伊藤園お~いお茶新俳句大賞の結果が発表されましたね!

今回の応募数は195万4888句。

入選するとパッケージに掲載されることもあり、数あるコンテストの中でも常に飛びぬけて応募数が多いのが特徴です。

季語や定型にとらわれず自由に表現するというテーマで、難しいルールに縛られないことも人気の高い理由のひとつでしょう。

普段は表彰式がありますが、今年は初のYouTube LIVEで最終審査の結果が発表されました。

二次通過が届いた方は特に、胸を高鳴らせて画面と向き合ったのではないでしょうか。

実は、私のもとにも5月に二次通過の知らせが届いていました。

個人的な結果としては2016年に特別佳作賞、2019年に二次通過の知らせが来ましたが入選には至りませんでした。

その経験もあり、二次通過の知らせが来たからと言って必ずしも入選するとは限らないと知り、浮かれ過ぎないようにしていました。

しかし、やはり期待も半分あり結果発表をじっと見ていましたが、残念ながら最後まで名前は呼ばれませんでした。

その時点で完全に諦めたのですが、後日なんと佳作の賞状が届いたのです!

しかも二枚!

一枚はなんと、夫のものでした。

今年初めて夫を誘ってみたのですが、嬉しいことに同じく佳作をいただいたのです。

夫の作品は、私の世界観にはない表現だったので勉強になりました。

同じものを見ても、私と違うことを感じるのだという再確認ができたのです。

夫が詠んだ光景を私が見ても、きっと違う角度から切り取っていたでしょう。

家族と長く共に暮らしていると、同じような思考になっていく錯覚に陥るものですが、実際にはいつまでもそれぞれの視点があり感じ方は違う。

ある出来事について、全く同じような感想を持てることのほうが奇跡だと思うのです。

そんなことを考えながら、今回夫の入賞に多くの刺激を受けました。

また、近頃、学校の俳句教室に参加した娘も「次の伊藤園には応募する!」とやる気を見せています。

就学前のお子さんから90歳を超えるご年配の方まで幅広く楽しまれているこの公募は、家族で挑戦するにはぴったりです。

いつも変わらずいる人の新しい一面を発見できるいい機会にもなるので、たまには周りを巻き込んで一緒に公募を楽しむのもいいかもしれません。