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公募ママへの思い

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作文・エッセイ
公募ママ

公募歴2年半にして入選回数100以上。驚異の入選確率を誇る塩田友美子さんには、どんな秘密があるのだろう。読めば自分も入選できる!?

皆さんは、今年の抱負を覚えていらっしゃいますか。

私は今年1月に宣言した「前向き」。

ですが、これは恥ずかしながら達成されませんでした!

公募でも私生活でも迷い、立ち止まり、失敗もたくさんしました。

公募の反省は、投稿数が例年より圧倒的に少なかったことや、アウトプットだけでなく知識を深めるような、インプットをしたかったということ。

私生活では、限られた時間をもっと有効に使いたかったというのが本音です。

師走の今、山ほどやりたいことがあったのに!という猛省があります。

しかし、良かった点もあるのです。

エッセイ、川柳、短歌と幅広いジャンルで投稿し、入選数19回と例年に比べ少なくはありますが、最優秀賞を5ついただけたこと。

しんくみ大賞やNHK短歌、暑さ対策川柳での1席や、子育てファミリー川柳で作品がオリジナルソングになったことは、良い思い出となりました。

ただ、こうして振り返る中でも一番印象深いことは、実は公募ママをやめようとしたことです。

始めてから丸1年たった頃、何を書けばいいのかさっぱりわからなくなりました。

お題のある公募と違い連載は自由で、テーマ自体を考えて書くことは難しい。

書くことが苦しいのは初めてで、私にとっては大きな壁となったのです。

そんなとき、公募ガイドの社長と編集長が直々に相談に乗ってくださったことを機に、煮詰まった状況に少し光が見えました。

もちろん停滞していた状況が即解決!とはなりません。

しかしトンネルに入ってしまったからには歩かなければ外には出られない!と気づき、今はただひたすら前に進むことにしたのです。

それまで家でひとり、書いていると寂しく「これ、意味あるのかな」という思いが何度も頭をよぎりました。

しかし、真剣に話を聞いてくださる方や「いつも読んでるよ」という声があることは、十分書く理由になると思えたのです。

このような稚拙な文章を読んでくださる方や、応援してくださる方に改めて感謝します。

皆さんの1年はいかがでしたでしょうか。

ちょっと振り返ってみると、なにか発見があるかもしれません。

今年も1年ありがとうございました!

良い年をお迎えください。