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タイパがいい公募ランキング「小説・シナリオ部門」①

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文字数あたりの賞金額が高い公募を調査した「タイパのいい公募ランキング」シリーズ。今回は注目度の高い「小説・シナリオ部門」です。このジャンルには、プロ志望の方も多いかもしれません。

 

SNSや投稿サイトを通じて、誰もが作品を発信できるようになった今、どの分野においてもプロとそうでない人の垣根が低くなってきました。高額賞金を狙い、受賞歴をひっさげて、あなたも一流の物書きになりましょう!

【第10位】千代田区をからめると◎! ちよだ文学賞

〈1文字あたりの賞金額21円〉 書店街や美術館、博物館が多数ある文学の街・千代田区が開催する小説賞。「千代田区縁の人物や区内の名所・旧跡、歴史などを題材にした作品を歓迎します」とのことですが、実際に選考の基準には関係なく、テーマは自由だそうです。作品は40字×40行で印字し、10枚以上30枚以内。大賞1編には例年100万円が贈られ、作家の逢坂剛氏、唯川 恵氏、角田光代氏が選考にあたります。

【第9位】巨匠の仲間入りをしよう 松本清張賞

〈1文字あたりの賞金額21円〉 横山秀夫、葉室麟、青山文平、阿部智里、額賀澪、川越宗一、坂上泉の各氏を輩出した賞。松本清張といってもミステリーの賞ではなく、エンターテインメント小説賞。プロ志望者が毎年こぞって応募します。注目が高いだけに挑戦する達成感あり。文字数は40字×30行で100枚〜200枚。受賞者には時計が贈られることでも知られており、賞金はなんと500万円です。2次予選通過者は選考コメントがもらえます。

【第8位】日々の生活や経験を作品に 木山捷平短編小説賞

〈1文字あたりの賞金額25円〉 『大陸の細道』などで知られる、岡山県笠岡市出身の小説家・木山捷平(しょうへい)の名を冠した小説賞。400字詰原稿用紙50枚以内で応募可能です。第19回は267編の応募があり、木山捷平短編小説賞には50万円が贈られました。自身の体験や身近な出来事を物語に昇華した木山文学に続く、あなたらしい作品を応募しましょう! 笠岡市内に在住者等を対象とした随筆、詩、短歌、俳句、川柳の部門もあります。

【第7位】賞金1200万円は誰の手に? 『このミステリーがすごい!』大賞

〈1文字あたりの賞金額46円〉 大賞の賞金額はなんと1200万円! 文庫グランプリには200万円が贈られます。「エンターテインメントを第一義の目的とした広義のミステリー」が対象で、作品の長さは40字×40行で100枚~163枚。直木賞作家の東山彰良氏、大藪春彦賞作家の柚月裕子氏や辻堂ゆめ氏、「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊氏ほか、数々の著名作家を輩出してきました。あなたも続こう!

【第6位】30枚で100万円。題材は自由! 北日本文学賞

〈1文字あたりの賞金額83円〉 芥川賞作家・宮本輝氏が審査を務める小説賞。作品は400字詰原稿用紙30枚とし、受賞者には100万円、選奨作品には30万円が贈られます。題材は自由。第58回では969編の応募がありました。規定枚数は30枚以内ではなく、30枚厳守なので注意。予選通過作品は氏名がWEBで発表され、入選作は元日の北日本新聞に掲載されます。