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せきしろの自由律俳句 第87回「動物」結果発表

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せきしろ自由律
結果発表
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【自由律俳句とは】

自由律俳句は定型ではなく、自分のリズムで詠む俳句です。

「俳句にしたい!」と感じた情景を句にしてください。(せきしろ)

 

結果発表

第87回 課題: 動物

 

せきしろの一句

動物園で飼育されていない鳥が象の檻で跳ねる

 

最優秀賞

犬が吠える三三七拍子になりそうでならない

( 静岡県 ネリコ 39歳)

私は自由律俳句を含む俳句は基本的に見たままのことを書かなければいけないと考えていている。そのため嘘を書くと興ざめしてしまう。この句にはリアリティがある。

 

 

優秀賞

ずぶ濡れの子がずぶ濡れの犬を拾ってくる

( 北海道 K・F 57歳)

俳人の住宅顕信氏の句を彷彿させる句である。拾ってきた子どももずぶ濡れであることから、出会いから家までの物語がいろいろと想像できる。悲壮感はない。

 

 

たぬき目撃した場所言い合う

( 神奈川県 へやぼし 34歳)

「昨日たぬきを見た」「私も見た」「〇〇で見た」「私は△△辺りで」というようなたわいのない会話が想像できる。そのたわいのなさがたまらなく、加わりたい。

 

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