郵送応募の前にチェック! 郵便料金値上がり一覧 2/2
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あなたはやってない? 主催者が「困った!」エピソード2選
ここからは、主催者ができればやめてほしい、郵送応募にまつわる「困った!」エピソードを紹介します。多くの応募要項には、原稿の様式や作品のサイズなどについては指定がありますが、封筒の種類や水濡れ対策についての記載はありません。
そのため、「大切な作品だから、綺麗な状態で届けたい」「できるだけ送料を節約したい」という応募者の気持ちが裏目にでてしまい、主催者にとって“困った荷物”になってしまっていることも。初心者だけでなく、いろいろな公募に参加している人ですらやってしまいがちな2点を以下に挙げてみましたので、これを機に作品の郵送方法について振り返ってみましょう!
【case1:過剰すぎる包装】
「応募者から届いたレターパックを開けたら、なかには厚みのある茶封筒。さらに茶封筒を取り出して開くと、次はビニール袋で二重に包装された原稿がでてきて……。すべての作品を開封する頃には、作品の山以上に、ゴミの山が出来上がってしまって正直困っています」
「大切な作品が雨で濡れてしまわないか心配」という気持ちは理解できる反面、あまりに過剰な梱包は考えもの。「封筒を開けたら、できるだけ早く作品を審査したい」というのが、主催者の本音です。たくさんの応募作品を取り扱う主催の手をできるだけわずらわせないように、簡単な防水対策(OPP袋に入れるなど)にとどめましょう。
【case2:原稿サイズに封筒が合っていない】
「タテ型の小さな封筒に、原稿が細かく折りたたまれた状態でぎゅうぎゅうに入っていることがあります。もちろん問題はないのですが、広げても折り目がくっきりついていて読みにくく、できればやめていただきたいです」
エッセイなど、原稿枚数が少ない場合にやってしまいがちな「困った!」エピソードですね。コンテストによっては原稿をスキャンして画像化する場合もあるので、できるだけ折り目がつかないように適正サイズの封筒を使用するのが◎。なお、B4判原稿用紙の場合は、封筒が大きくなりすぎるので、二つ折りで送付しても問題はないでしょう。
かなり昔のことにはなりますが、ハガキ応募の際に、雨でインクがにじまないよう、表面に蝋を塗って応募する人もいたとか。大事な作品を確実に届けたいという気持ちや郵便事情に不安を抱いてしまうところは、今も昔も変わらないようです。
郵便料金の値上げについては懐が痛みますが、主催者に痛い思いをさせることは今日からでもやめられます。気持ちよくあなたの作品を受け取ってもらえるように心がけつつ、これからもいろいろな公募にチャレンジしてみてくださいね♪

三度の飯よりゲームが好きな公募情報ライター。ソシャゲのスタミナ消費に追われながら、最近公募に目覚めた娘のチャレンジを応援する日々を送っている。