羽曳野市の"油かす"で新ご当地グルメ誕生へ ~創作料理が競う「あぶらかすコンテスト」開催~
羽曳野市の特産品「油かす」を使った料理が競い合う「あぶらかすコンテスト」が、2024年10月20日(日)に開催される「はびきの肉まつりfeat.日本の食まつり2024」にて実施される。
「Osaka Aburaqus Grand Prix」と銘打たれたこのコンテストは、羽曳野市のご当地フード「油かす」の認知度向上と新たなご当地グルメの開発を目的としている。来場者が気に入った料理を購入し、専用の食器で投票するシステムでグランプリが決定される仕組みだ。特別審査員による特別賞も用意されている。
「油かす」は、牛の小腸を煮込んで余分な油を抜いた後に旨味が凝縮された食品で、大阪の一部地域で親しまれているご当地食材である。かすうどんなど、様々な料理に使用され、濃厚なコクと風味で多くのファンに愛されている。
コンテストには、「ハラミ&かす入り牛すじ丼」「油かすの旨味溢れるパリパリ春巻き」「油かすと味噌の相性抜群なおにぎり」など、多彩な創作料理がエントリーしている。これらの料理は、油かすの特徴を活かしつつ、新たな味わいを追求した逸品ばかりだ。
イベント当日は、食のIP開発プロジェクト「とりあえずカルビちゃん」のCVを務める吉良さゆりさんが特別審査員として来場する予定で、会場を盛り上げることが期待されている。
また、「油かす」は羽曳野市のふるさと納税返礼品としても人気が高く、全国どこでも本場の味を楽しむことができる。これにより、羽曳野市の食文化が広く発信されている。
このコンテストは、単なる料理の競演にとどまらず、地域の食文化を再発見し、新たな魅力を創造する機会となっている。油かすという伝統的な食材を現代的にアレンジすることで、若い世代にも親しみやすい形で提供し、地域の食文化の継承と発展を図っているのだ。
「はびきの肉まつりfeat.日本の食まつり2024」では、油かす料理以外にも多くの地元グルメやアトラクションが用意されており、家族や友人と共に羽曳野の食文化の魅力を存分に味わえる一日となりそうだ。
このイベントを通じて、羽曳野市の「油かす」が全国的に注目を集め、新たなご当地グルメとして定着することが期待される。同時に、地域の食文化の魅力を再認識し、地域活性化につながる取り組みとしても注目されている。
詳細はこちら:https://habikino-nikufes.nippon-food-fes.com/