豆腐界のアカデミー賞で「とうふ工房ゆう」が史上初の2度目の最優秀賞!職人の意地と情熱が実を結ぶ
全国豆腐連合会が主催する「第8回全国豆腐品評会」において、株式会社とうふ工房ゆうの「特選よせとうふ」が最優秀賞・農林水産大臣賞を受賞した。同社の受賞は2017年の第3回大会以来2度目となり、大会史上初の快挙として業界の注目を集めている。
今年の品評会は、9月7日に東京都内で本選審査が行われ、全国63事業所から96点もの豆腐製品がエントリー。木綿豆腐、絹ごし豆腐、寄せ/おぼろ豆腐、充填豆腐の4部門において、「味」「風味」「後味」「食感」「総合評価」の5項目で厳正な審査が実施された。
受賞した「とうふ工房ゆう」の大久保裕史代表取締役は「お客様と当店のお豆腐は一期一会。感動がなければ、紹介やリピートはない」という信念のもと、日々最高品質の豆腐作りに取り組んでいる。その職人としての誇りと情熱が、今回の受賞につながったと言える。
近年、豆腐は植物性タンパク質の優れた供給源として、国内外で注目を集めている。日本の豆腐は世界最高水準の品質を誇り、今回の品評会はその卓越した製造技術と品質の高さを国内外に発信する重要な機会となった。
表彰式は11月9日、沖縄県那覇市の「沖縄県市町村自治会館」にて「第12回ニッポン豆腐屋サミットin沖縄」との併催で開催され、全国から約150名が参加。同時に日本初となる「第1回島豆腐品評会」も実施され、豆腐業界の更なる発展を予感させるイベントとなった。