46,324通の名言から選ばれた珠玉の一言「年はとる物じゃなく、頂く物なのよ」が手帳大賞を受賞
高橋書店は第28回手帳大賞の表彰式を11月12日に開催し、職場の先輩から贈られた「年はとる物じゃなく、頂く物なのよ。」が名言大賞に選ばれた。この言葉に込められた、年齢を重ねることへの新たな視点と感謝の念が高く評価された。
今年の審査には、いとうせいこう氏、東直子氏、平野紗季子氏の3名が携わり、46,324通の応募作から7作品を選出。特別賞には「ラジオともして」「足が震えるのは、立ち向かってる証拠や。」「逃げなさい。逃げるなと言われるのは人間だけなのよ」の3作品が選ばれた。
同時に発表された「手帳白書2025」では、災害時の備えや推し活、目標達成における手帳の重要性が明らかに。特に災害時には、電源や通信に依存しない手帳の価値が再認識された。また、推し活では72.2%のユーザーが手帳活用による楽しみの増加を実感していることも判明した。
審査員のいとうせいこう氏は「名言大賞は名言を選ぶというよりも名言を生む企画」と評価。来年の目標として「流されることを大切に」と語り、他者からの期待に応えていく姿勢を示した。
なお、高橋書店は2025年版の手帳CMも公開。「JUST FIT」をテーマに、296種類の手帳ラインナップを通じて、多様なライフスタイルに寄り添う姿勢を打ち出している。