コンテストで見る! 小説投稿サイトの特徴
「小説は完成したけれど、今は出したい公募がないなあ」
小説を完成させたあと、こんなふうに思ったことはありませんか? 公募の締め切りに間に合わなかった小説や、選考で落選してしまった小説、あなたはどうしていますか?
そのままにしておくのはもったいない! ぜひ小説投稿サイトに載せてみましょう。
そうは言っても、
- どんな小説投稿サイトがあるの?
- どの小説投稿サイトが自分に合う?
- コンテストもいろいろやっているようだけど、どうちがうの?
- 「ランキング」ってやっぱり大事?
などなど、疑問もたくさんあるでしょう。
この記事では、小説投稿サイトデビューをしたい人のために、サイトの特徴をコンテストと合わせてご紹介します。
小説投稿サイトのコンテストってどんな感じ?
「小説家になろう」や「カクヨム」などの投稿サイトでは、年に一度、コンテストを開催しています。コンテストで受賞すると書籍化されたり、コミカライズされたりと、プロへ直結することもあります。
小説家になりたい人にとって王道の出版社主催文学賞よりも、小説投稿サイトのコンテストの方が開催頻度が高いこともあり、近年の年間デビュー人数はおそらく後者の方が多いでしょう。
そうは言っても、受賞をするのは簡単なものではありません。小説投稿サイトは、すでに投稿してある作品にハッシュタグをつければ応募完了、という手軽さなどもあり、応募作品数が増えて競争率が上がっている現実も……。
とはいえ、小説投稿サイトによっては、「投稿した小説を読んだ編集者から直接声をかけられる」といった、コンテスト受賞以外にもデビューのチャンスがあります。「いつかはデビューしたい!」と思っている人もそうでない人も、自身の作品が手元にある人はいずれかのサイトに作品を公開しておくことで、いつでもチャンスが舞い込むようにしておきたいものです。
実はあの作品も、小説投稿サイト発!
あの大ヒット作、『君の膵臓を食べたい』(著:住野よる/双葉文庫)は書籍化だけではなく、実写映画化もされました。この作品、もともとは「小説家になろう」に投稿されていた作品です。
さらに『櫻子さんの足元には死体が埋まっている』(著:太田紫織/角川文庫)という作品は、アニメ化、ドラマ化もされました。もともとは、「エブリスタ」に投稿された小説なのです。このように、投稿サイトからのヒット作は少なくありません。
あなたもまずは小説投稿サイトデビューをして、ヒット作家を目指しましょう!