専門学校生が快挙!「木の家設計グランプリ2024」で全国No.1を独占、大学生を抑え頂点に
建築を学ぶ学生たちの腕を競う「木の家設計グランプリ2024」で、新潟工科専門学校の学生が驚きの結果を残した。20歳以下の部門「アンダー20賞」を2作品が受賞し、全国の頂点に立つ快挙を成し遂げたのだ。
このコンペティションには全国から約300作品の応募があり、大学生や大学院生も参加する中での受賞となった。新潟工科専門学校からは7作品が事前審査を通過し本審査に進出。そのうち2作品が「アンダー20賞」を獲得した。専門学校生が大学生や大学院生を抑えての受賞は、同校の高い設計デザイン力と専門教育の成果を如実に示すものとなった。
受賞作品の一つ「友待つ雪、雪乞う桜ー天然冷蔵庫のある雪国での暮らしー」は、雪国の特性を活かした独創的な住宅設計を提案。もう一つの作品「牢のねぐらーリノベーションによる旧網走刑務所の「見張る」から「見守る」住まいの提案ー」は、歴史的建造物の新たな活用方法を提示し、審査員の注目を集めた。
授賞式は2024年10月19日、滋賀県立美術館にて執り行われた。新潟工科専門学校の学生たちは、この晴れ舞台で自らの作品が認められる喜びを噛みしめたことだろう。
この結果は、専門学校教育の質の高さを証明するとともに、若い世代の建築デザイン力の向上を示す好例となった。今後、彼らがどのように成長し、日本の建築界に新風を吹き込んでいくのか、大いに期待が高まる。
木造建築の魅力を再発見し、次世代に継承していく取り組みとして注目を集める「木の家設計グランプリ」。今回の結果は、専門学校生たちの努力と創造性が実を結んだ証であり、建築業界全体にとっても刺激的なニュースとなった。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001580.000032951.html