埼玉の環境アートが話題沸騰!大学生が命名した「flourish」に込められた未来への希望とは
埼玉県さいたま市の環境事業会社、株式会社藤榮商事が運営する岩槻リサイクルセンターで、地域を巻き込んだ壁面アートプロジェクトが注目を集めている。このたび、その作品名が一般公募により「flourish(フローリッシュ)」に決定した。
15m×4mの巨大な防塵壁に描かれたこのアート作品は、地元の学生アーティストRin Sato氏によって制作された。「SDGs」「カーボンニュートラル」「木」をテーマに、環境保全と持続可能な社会の実現への願いが込められている。
作品名「flourish」は、さいたま市内在住の大学生、岡田吉平さんの案が採用された。「草木が繁茂する」「栄える」という意味を持つこの言葉は、環境事業を手掛ける藤榮商事の理念と見事に調和し、地域と自然、そして未来への繁栄を象徴するものとなっている。
藤榮商事の代表新藤氏は、「『flourish』という名前とともに、このアートが地域のシンボルとして愛され、未来への希望を照らす存在になることを期待しています」とコメント。地域の大学生からの応募が採用されたことに喜びを表した。
アーティストのRin Sato氏も「『flourish』は、会社の繁栄、自然の繁栄、アートの繁栄を表していて、とても素敵な名前だと思いました」と、作品名への共感を示している。
岩槻リサイクルセンターは2023年に操業を開始した一般廃棄物中間処分施設で、木くずや剪定枝、伐採木などのチップ化を行っている。この施設の外壁に描かれた壁面アートは、環境保全の重要性を視覚的に訴えかける役割も果たしている。
藤榮商事は1981年設立の企業で、環境事業や土木工事、不動産事業を展開。今回のプロジェクトを通じて、地域との共生や持続可能な社会の実現に向けた取り組みをアートという形で表現し、多くの人々の関心を集めることに成功した。
この「flourish」と名付けられた壁面アートは、環境保全への意識を高めるだけでなく、地域の新たなランドマークとしても期待されている。さいたま市岩槻区を訪れる際は、ぜひこの希望に満ちた作品を目にしてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000151826.html