国内外で注目を集めるダンサー・俳優のアオイヤマダをはじめとする日本のトップクリエイター6人からなるクリエイティブコレクティブ「海老坐禅」が、初の作品集『EBIZAZEN』の刊行と展覧会『海老坐禅展』の開催を発表した。固定観念にとらわれない自由な作品作りで知られる彼らの活動に、アート界隈から熱い視線が注がれている。

作品集『EBIZAZEN』には、チームのミューズであるアオイヤマダを被写体に、東京・熱海・松本など多様なロケーションで撮影された150点以上の写真作品が収録される。さらに、メンバーによる座談会「海老坐談」も掲載予定だ。本書は2025年3月4日に発売される予定で、価格は4,950円（税込）となっている。

一方、『海老坐禅展』は2025年2月7日から24日まで、渋谷PARCOの4階にあるPARCO MUSEUM TOKYOで開催される。展示では作品集に収録された写真に加え、本展のために新たに撮影された作品群が様々な手法で展示される。また、オリジナルグッズや撮影で使用したプロップスの販売、ライブシューティング・イベントなども予定されており、「海老坐禅」の世界観を存分に体験できる内容となっている。

注目すべきは、展覧会場で作品集を購入すると入場料が無料になるという特典だ。これにより、より多くの人々が「海老坐禅」の斬新な作品世界に触れる機会が提供される。

「海老坐禅」は2019年頃に結成された集団で、アオイヤマダ（パフォーマンス）、河野未彩（アートディレクション）、磯部昭子（撮影）、冨沢ノボル（ヘア＆メイクアップ）、二宮ちえ（スタイリング）、Oi-chan（ワッショイ）というメンバー構成。それぞれの分野のプロフェッショナルが、互いの創造性を最大限に発揮し合うことで、独自の世界観を生み出している。

クライアントワークではない非営利の活動だからこそ可能な、制限のない自由な制作により、彼らにしか表現できない作品が生まれている。今回の作品集と展覧会は、そんな「海老坐禅」の魅力を広く世に知らしめる絶好の機会となりそうだ。アートやファッション、パフォーマンスに興味がある人はもちろん、新しい表現に触れたい人にとっても見逃せないイベントとなりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003211.000003639.html