【原宿で神秘の集会】斑鳩の個展「Faust」が開催!細密な神々の世界に迫る
原宿の街角に佇むtHE GALLERY HARAJUKUで、注目のアーティスト斑鳩による個展「Faust」が2025年1月18日から25日まで開催される。デジタル作品のキャンバスプリントを中心に、神秘的かつダークな世界観を表現した作品群が展示される。
斑鳩は2017年から作家活動を開始し、線画を中心とした細密な描写で神話や伝承、恐怖症などをテーマに神々や悪魔、天使、クリーチャーを描く。今回の個展では、目には見えない存在を絵で顕現させる試みに挑戦。作家自身は「その行為がとても愛おしく、何よりも楽しい」と語る。
キュレーターを務める米原康正氏は、斑鳩の作品に日本人特有の宗教観を見出す。「私たちの周りには空気のように神々が存在し、私たちはそれを意識することなく日々の生活を送る」と指摘。多様性を持つ現代人の仏教的一神教解釈を可視化させるのが斑鳩の作品だと評している。
会場となるtHE GALLERY HARAJUKUは、新しい才能とアートに触れる人々の出会いの場を目指して設立されたギャラリー。昔ながらの原宿の雰囲気が残るとんちゃん通りに位置し、アクセスも便利だ。
オープニングレセプションは1月17日18時から開催。アート愛好家はもちろん、神秘的な世界に興味がある方にとっても見逃せない展示となりそうだ。入場は無料で、営業時間は11時から19時まで。月曜と火曜は休廊となるので注意が必要だ。
斑鳩の繊細な筆致が織りなす神秘の世界。それは私たちの日常に潜む見えない存在への気づきを促すかもしれない。この機会に、原宿の街に佇む小さなギャラリーで、現代アートが描く神々の集会を体験してみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000151782.html